『歌謡ロック…それは歌謡曲のノスタルジーとロックの情熱の融合!』
その哀愁の臨界点を超えたバンドは、時に壮絶な哀愁を放ち、時におしゃれになり、時にこの上なくダサくなる…
そんな歌謡ロックというジャンルに惹かれる方も多いことでしょう。
しかし、ジャンルを総合的に扱っている雑誌や書籍、Webサイトすらほとんどありません。
私もTwitterで歌謡ロックbotというアカウントを運営していますが、常に
『何が歌謡ロックか』
という問題について悩んでいます。
ジャンルの定義がきちんとできておらず、リスナーが各々で好き勝手に呼んでいるのが現状です。
そこで、今回の記事では
『昭和歌謡曲のようなノスタルジックなメロディーをもち、かっこいいアレンジの楽曲』
という定義で、いくつかのバンドを紹介していきたいと思います。
曖昧な「歌謡ロック」というジャンルですが、これによってみなさんの中に少しでもカタチというかイメージができればと思います。
また、この定義は歌謡ロックbotのプロフィールに乗っけているものです。
何が歌謡曲のメロディーなのか、何がかっこいいのか…といった悩みもありますが、今回はそこがメインじゃないのであまり深く考えません。
(楽曲のリクエストをもらいやすいように、わざと曖昧にしている面もあります)
それでは紹介していきます!
100%おれの趣味なので、あんまり深いことを考えずに楽しみましょう!
①鴉
夢を見たよ 僕が死んだとき 全ての幕が下りて その記録をこと細かく綴ってる誰かがいた(夢)
激情あふれる歌と演奏が楽しいバンド!
邦楽ロックによくあるナヨナヨした声ではなく、ハスキーなイケメンボイス(爆)なのも好印象
公式サイトはこちら
あなたにみとれて 果実を床に散らせば ワルツのはじまり、いけないお遊戯(恋じかけのワルツ)
ジャズ歌謡のおしゃれできらびやかな雰囲気を漂わせながら、演奏や楽曲にただならぬパッションを感じるバンド!
とりあえず一番気に入ってる曲「恋じかけのワルツ」では、ソロパートでノイジーなギターがアピールする!
そんな彼らだがもう既に解散しているらしい…残念!
③ムック
「夢はいつか叶う」なんて言葉はもう聞き飽きた 「希望」なんて言葉簡単に口にする偽善者よ死んでくれ(絶望)
Kornあたりの影響を受けた重苦しいヘヴィーロックサウンドに、歌謡メロディーの陰鬱さを付け加えた最強バンド…だった!
「だった」というのは、私自身初期のアルバムしか持っておらず、今はかなり違ったサウンドになってしまっているらしい。
公式サイトはこちら
④SEX-ANDROID
夏の終わりはいついつまでも ロマンチストモードで 夕暮れセンチメンタル日和 色なら薄ピンクで(メンタル日和)
歌謡ロックを語る上で外せないのがヴィジュアル系!
そのヴィジュアル系の中でイチオシ…というより一番気になるバンドを紹介(ムックもV系だけどね)
彼らは白塗りのハードなV系の出で立ちだが、メロディーがキャッチーで、サビでは思わずいっしょに口ずさんでしまう!
まあ映像を見ればわかると思う
公式サイトはこちら
⑤実験台モルモット
東京都中野を本拠とする5人組の”切ナ色歌謡ロックバンド”(公式サイトより)
通常のロックの編成に加え、ヴァイオリンとピアノのメンバーがおり、それがメロディーにさらなる哀愁を出す!
どことなく民謡っぽいのがメトロファルスを彷彿させる?まあメトロファルスもあまり知らないから適当なことは言えないけど…
公式サイトはこちら