NAVERまとめに『カラオケで歌いたい下ネタ電波ソング20選』って記事をあげてみました。
カラオケで「歌いたい」曲なので、ほとんどカラオケ入ってないものを選びました。
「セックスフレンドビートパンク」とか、爽快で思わず口ずさんじゃうメロディーなのを多めに。
カラオケで歌いたい下ネタ電波ソング20選 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137572569465542401
一応自分で歌いたいって選曲なので、罵倒リアルサモナーの「オナニスト」とかは入れてません。
この辺は単に私のカラオケで歌いたいジャンルかどうかって感じもしますが。
ここで、最近タイプの違う「電波ソング」のまとめを2つ作ったことについて。
もう一つのほうは、ぱんださんようちえんをメインに、意味不明でナンセンスな曲がメイン。
【NAVER】ぱんださんようちえんをステマするまとめを作りました
http://sakana38.hatenablog.com/entry/2013/08/05/130911
電波ソングという言葉も、アニソンや他ジャンルに対してもよく使われるようになりました。
が、ジャンルとして「飽和拡散」し始めているという印象もあります。
私が勝手に電波ソングの師匠だと崇めてるmossyaさんも、2010年時点の記事で次のように書いてます。
電波ソングって定義が難しくて、それについてはここでは書ききれないし僕自身曖昧にしか分かってないんだけど、なんとなーく最近は下火というか、ジャンルとしては飽和拡散しちゃった感じだよね。もともとトラックの音楽性から判断する電波と歌詞の奇抜さから判断する電波みたいなのもあると思うし、音楽性っつてもロックっぽいのからテクノっぽいのまでいろいろだし。歌詞でいったらハイハイ!的な合いの手とかが特徴になるのかな。あとは隠語を使ってるってだけでとりあえず電波ソングとしてカテゴライズされたり。まあそういうのが以前は(意味不明あるいは意味が無い、精神を掻き乱すような意味での)「電波」であったんだけど、最近はもうほとんどの人がその手の曲を普通のアニソンなどといった認識に落とし込めるようになってしまったように思う。まあ単に慣れの問題かもしれなくて、普段こういった曲を聴かない人は↑の動画などはどれを聴いても精神を掻き乱されるような感覚を受けるのかもしれない。
電波ソングというと、エロゲの曲が多く「人前では聞けない」という意味合いが強かったと思います。
ですがまあ、これほど人口を膾炙すると、そういう成分が薄れてきつつあるのも事実でしょう。
話は違いますが、10年前くらいは「萌え」という言葉も非常にいかがわしいものだった覚えがあります。
というかエロい意味合いで使われることが多かったような気が…。
今ではテレビ番組とかでも「かわいい」くらいの感じで普通に使われちゃってますが。
ですが、どんなジャンルもメジャー化が進むと、反動としてより過激な音楽が生まれるもの。
80年代にヘヴィーメタルが商業化した時、それに反抗した人たちが過激なスラッシュメタルを作った感じ。
もっと分かりやすい例はメジャー化した「萌え」という言葉の代わりに「ブヒる」って言い始めた感じ。
同人音楽シーンでも電波ソングはかなりキャッチーな方面で盛り上がってます。
プチリズムシリーズなんて、めっちゃキュートな曲ばかりでキュンキュンしちゃいますし。
※プチリズムシリーズは同人音楽サークルポヤッチオによるオリジナル萌えソングコンピレーションアルバム
http://www.orc2000.com/cd/petit6.html
また、電波ソングの「影響を受けた」アーティストというのも出てきつつあると思います。
例えばでんぱ組.incの曲は、WWDなんか非常にまじめな歌詞ですが、
楽曲は合いの手やスピード感などジャンルとしての「電波ソング」の影響を感じます。
でんぱ組.inc「でんぱれーどJAPAN」Music Clip Short ver.
そんな中、復権してほしいのがメイドさんロックンロールとかぱんださんようちえんとか。
そろそろ「あいつらは電波じゃねえ…おれたちがトゥルー・電波ソングだ!」と名乗り、
ワケの分からないテンションと下ネタで突っ走る同人音楽サークルが現れるんじゃないかと期待しています。
私は意味の分からない謎な音楽が好きなので、そういう人たちを唆して自分の趣味に突っ走らせたいです。