今私は小さな魚だけれど

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【歌謡ロック】歌謡曲と幻想浮遊系の狭間？「泥陀羅」ほか

週刊「歌謡ロック」 歌謡ロック

レトロで和風なロック・ポップスの最新情報をまとめる週刊『歌謡ロック』！

歌謡ロックbot(@kayourock)に集まった情報の中から要注目なものをピックアップしてお届けします。

最近、歌謡ロックbotがサボり気味なので申し訳ないです…。

今週もかなり手抜きというか、先週の「ロック以外の歌謡ロック」記事の反応をフォローするような内容です。

【歌謡ロック】いわゆる「ロック」以外のレトロでノスタルジーな音楽│今私は小さな魚だけれど

この記事に対して、@hawaiibemさんが自身のブログの記事を紹介していました。

「気になる音楽情報～高濃度歌謡曲系楽団」というタイトルで、少女Q、実験台モルモット、オーラルヴァンパイア、アカシアオルケスタなどの歌謡曲風の多ジャンルのアーティストを紹介する記事です。この中に「泥陀羅」という、私は知らないアーティストがめちゃくちゃ気になりました。

●泥陀羅

これで"デイダラ"と読む。コンポーザーの団長とボーカルのフミコウの2人から成るデジタルシンフォニックバンド。

妖しく力強い女性ボーカルに、デジタルかつ和を感じるアレンジによるスケールのデカい楽曲が特徴。只者ではない感じがMVを観ても伝わってきます。石川智晶やサンホラ等の民族風音楽が好きな人ならハマるかもしれません。本ブログを見て頂いた方のブログを拝見した時に初めて知ったのですがCD欲しくなってしまいました。

泥陀羅オリジナルMV『ヴァーミリオン』

@hawaiibemさんの文章の中でも比較されていますが、石川智晶さんやそのユニットSee-Sawに雰囲気に近いものを感じます。他にも平沢進さんとか。

石川智晶さんといえば、例えばアニメ『神様ドォルズ』の主題歌"不完全燃焼"なんで、特に歌謡曲っぽい雰囲気を感じます。以前「乱暴にまとめると中島みゆきさんの地上の星を民族音楽っぽくした感じ」と非常にざっくりした紹介をしたことがありますが、それほど間違ってるとは思いません。

不完全燃焼 / 石川智晶　PV

「歌謡曲リバイバルなアーティスト」としてだけでなく、中川大地さんが提唱している「幻想浮遊系」の文脈で聞いてみても面白いかもしれません。

※幻想浮遊系とは、「遊佐未森、ZABADAK、上野洋子、新居昭乃、坂本真綾などに代表される、ファンタジックな作風や「妖精ボイス」を特徴とするＪポップアーティストの傾向。（はてなキーワードより）」

そういえば、この記事の内容（歌謡曲っぽいアーティスト）とはあんまり関係ないですが、幻想浮遊系の代表的アーティストとして挙げられている遊佐未森さんのデビュー25周年ベストアルバム＆記念ライブが決定しているようですね。行けたらいいなー。

遊佐未森さんは歌謡曲やちょっと昔のJ-POPファンも気にいるのではないでしょうか？

遊佐未森 - 夏草の線路

まあ、このようなアーティストはアコースティック寄りなのに比べて「泥陀羅」はエレクトロなアプローチなのでちょっと違うかもしれませんが、なんとなくファンが聞いて喜びそうな気はします（大雑把）。

今日の記事を見て分かる通り、週刊「歌謡ロック」の記事は毎週ネタが不足しています。（週刊って書かずに不定期にすればよかった…でもそれじゃあサボりそう）。あなたからの面白いアーティストの情報をお待ちしています。

「歌謡曲にも通じるレトロまたは和風なロック・ポップスアーティストを紹介する」というコンセプトなのですが、今までヴィジュアル系ファンはヴィジュアル系、インディーズロックファンはインディーズのバンド、アニメ好きはアニソンと、各ジャンルの中にそういうアーティストがバラバラにいて情報集めるのが非常に面倒です。そのため非常に雑味や関係のない話が多いですが、そういう部分もまとめて食べてもらえると嬉しいです。

愚痴やお願いもこの辺で、来週またお会いしましょう。

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