そういえばLinked HorizonのRevoさんが紅白出るみたいですね。
アニメ『進撃の巨人』主題歌の紅蓮の弓矢&自由の翼がかなりのヒットしましたもんね。
こんな記事もありました。『謎の存在』っていうとすごく中二的でかっこいいです。
「Linked Horizon」という謎の存在 昔はコミケで自作CDを売っていた? http://t.co/eaZiGpdGQh
— J-CASTニュース (@jcast_news) November 26, 2013
同人時代のアルバムは現在入手困難で、中古ショップで数万円で取引されています。再販はしてくれないのかな…。
またThanatos値上げか…!
Revoさんの出自の『同人音楽』とは?
さきほどの記事にこんな記述があります。
また、本当なのかは不明だが、Revoさんは2000年代前半から、個人のウェブサイトに音楽を発表したり、コミックマーケットで同人音楽を売ったりすることから活動をスタートしたと、ネットには書かれている。メジャーデビュー前からの活動を知る人は、
「コミケで手焼きCD売ってた怪しい兄ちゃんがまさか数年後同じ日にNHKの国民的音楽番組に出てるとは誰が予想できだろうか」
「マジメにコミケでCD手売りしてたニーチャンだって紅白に出れるんだっていうとんでもないサクセスストーリーではあるよね」
と感慨深げにツイートしている。
この『同人音楽』って何かというと、いわゆるマンガや文章の同人誌を書いている人と同じように、自作の楽曲を制作してCDなどの媒体で頒布している(主に)アマチュアたちのことです。
元々同人ゲームのBGMの制作から流れ着いた人が多かったようで、そのため特定のジャンルに拘らず、必要に応じて。RevoさんのユニットであるSound HorizonでもプログレやDTM、メタル、民族音楽などごちゃ混ぜになっています。(アニメやゲームの戦闘シーン、穏やかなシーンのBGMの使い分けのように)
特にRevoさんは『物語音楽』ともいわれる、楽曲の中でストーリーを展開させるスタイルなので、特にそういう要素が大きいです。↓の記事に詳しく書かれています。
「まず、ゲーム音楽のようなセンスがルーツにある。そこにシンフォニックメタルの要素が加わり、さらに音楽性を豊かにするためにさまざまなジャンルを取り入れている。変拍子を使ったり、音数が多かったりと、音楽そのものとして捉えても聞きごたえがあると感じます」重なりのあるサウンドが魅力だが、それゆえの難しさもある。リンホラ名義での出演となる今回は「紅蓮の弓矢」を披露することが予想されるが、さやわか氏によると「音数が多く、バランスの調整が難しい楽曲。テレビの2チャンネルスピーカーで再現できるものではない」という主旨の発言をRevo本人がしていたという。
出典:Linked Horizon紅白抜擢で改めて注目 同人~ボカロシーンに広がる“物語音楽”とは? (リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
って書くとマジメな音楽って思われるけど
『ゲーム音楽みたいな発想でストーリー性のある音楽』って書くと非常にマジメな感じがしますが、実際はかなりアニメ的…というか中二病的な音楽です。
曲は前例がない「物語音楽」と称されるもの。曲中にはたびたび「語り」やSEが入り、オリジナリティー溢れたサウンドとともに聞くものを魅了する。「サウンドホライズンはサウンドホライズンっていうジャンルなんだよ!!」とは、あまりにも有名な格言で説明できないのを誤魔化している。ファンはサンホラー、ローラン、国民などと呼ばれている。 なので王国民に向かって「サウンドホライズンってメタル(プログレ)にオタク要素足したバンドだね」とか言うと本気でキレられるので注意が必要である。
↑いきなり「彼女こそ...私のエリスなのだろうか...」ですよ!ちょっと背中がむず痒いですが、胸がキュンとしちゃいますね。
『同人音楽』自体もオタク文化どっぷりなので、おちゃらけた電波ソングを発表している人も多いです。Revoさん自身も同人時代にボーナストラックとして"ぴこまりんご飴☆"なんかを作ってますしね。
【ニコニコ動画】ヒコマリンゴ飴-矢部野ヒコ魔人(レッツゴー!陰陽師+ピコマリンゴ飴)
結局同人音楽ってなんなの?
まあ、おもしろい音楽をやってる人がけっこういるよってことで。
気になった方は音系同人即売会M3やコミックマーケットに参加している人をチェックしてみてください。いろいろな人が変な音楽やっています。
個人的なおすすめでは、麹町養蚕館さんなんかめっちゃかっこいいんじゃないでしょうか。
インディーズとの違いは何?などの疑問のある方はここを参考に。