イケてる音楽を紹介するブログHi-Hi-Whoopeeに、J-INDOというインドネシアのムーブメントに関するコラムがアップされていました。日本に憧れた若者が、J-POPを独自発展させた音楽ジャンルのようです。
皆様は『J-INDO』というジャンルをご存じだろうか? @honeyBeatband や @J_IndoBand など、日本の音楽文化に対する海外からの一つの回答と新しい文化の芽吹きがここに。 http://t.co/a1O2yyWDQa
— Hi-Hi-Whoopee (@hihiwhoopee) January 5, 2014
皆様は『J-INDO』というジャンルをご存じだろうか?このコラムを始める前に、タイトルを見て「?」となっている方は少なくないだろうし、僕もつい半年前まで何の事か理解していなかった。(語源は「J-indie + Indonesia」という説が濃厚)
そのジャンルを知ったのは、あるバンドに出会ったからである。
HoneybeaTとTokyolite。特に衝撃を受けたのはHoneybeaT。tanukineiri recordsからネットリリースをしたジャカルタ出身のバンドで、椎名林檎が好きだという彼らが日本のPOPSを独特の解釈で再構築していた事。またそれはすでに『J-INDO』という1つのジャンルとして現地では確立されていた事。(その証拠に専門のTwitterアカウントというのも存在している ⇒ @J_IndoBand )
特に面白かったのが、ジャカルタの5人組ファンクバンドHoneybeaT。東京事変などのJ-POPに影響をうけているそうです。
ちなみに「タヌキネイリで独占フリー・ダウンロードする事になりました。7月の下旬にリリースいたしますのでお楽しみください」とのこと。
アジアで日本の音楽の人気があるということはなんとなく聞いたことがありましたが、音楽性に影響を受けたバンドが現れているのは面白いです。「東南アジア出身の知り合いがヴィジュアル系や東京事変が好きだって言ってた」って人が言ってたのを聞いたことがあります。
他に紹介されている楽曲も面白いです。ASIAN KUNG-FU GENERATIONやLUNA SEAの影響を受けたバンドとか、JUDY AND MARY風のバンドとか。日本語で歌っている楽曲も有ります。
日本人の洋楽観は基本的に欧米にしか向いてないからその価値観ぶっ壊したい。という訳でJ-INDO Musicなる流れがインドネシアにあるようで。タクミさんが書いたコラムです。 http://t.co/1ffB9EGnxi
— ねむい a.k.a. Tak (@TaKeMusik) January 9, 2014
…これで終わったらHi-Hi-Whoopeeのコラムの焼き直しで終わっちゃうので、J-POPから影響を受けた、他の地域のアーティストもついでに紹介してみます。度々ブログで紹介したことのあるのもありますが。
ロシアのガールズバンドPudra(Powder)
ロシアのガールズバンドPudra(Powder)。オリジナルの楽曲のほか、JUDY AND MARYや美空ひばりのカバー曲もあります。
以前は日本向けにはPowderという名前で活動していましたが、バンド名の登録の都合上、本国向けに使っていたPudraという名前に統一したそうです。
【歌謡ロック】ロシアガールズバンドPowderによる美空ひばり「真赤な太陽」カバー!
Pudra(Powder) るろうに剣心 テーマ曲 JUDY AND MARY 「そばかす」 カバー
PV中でなぜかネコミミを装着してるのもポイント高いですね。本人たちは「日本のPops大好きだけど、私たちのオリジナルは日本のまねじゃなくて、Russian rock」と言っており、どちらかというと、日本の音楽をロシアンロックでカバーというスタイルのようです。ちなみにロシア語で歌っている曲もあります。
ちなみにPudraのTwitter公式アカウントは彼女たちの生活や街の写真などもアップしているので、ちょっと遠いロシアの様子を見てみたいという方にもオススメ。
@krkc2010
ありがとー!Powderは日本のPops大好きだけど、私たちのオリジナルは日本のまねじゃなくて、Russian rockだよ(^_-)-☆ 歌詞は日本語にしても、Soundはロシア人が作るとRussian rockになるんだー。
— Pudra(Powder) (@pudra_powder) July 15, 2013
タイの双子デュオNeko Jump
アニメ『あにゃまる探偵キルミンずぅ』OP曲「Poo」が有名ですね。StarChildの日本語公式サイトが2011年以降更新してませんが、タイ語のファンサイトは一応更新され続けており、コンスタントに写真がアップされているところを見ると、現在も活動しているようですね。
●タイ本国でリリースされたデビューミニアルバム『Neko Jump』に収録された代表曲「Poo(プー)」では、日本の萌え文化を巧みに採り入れたPV、超キュートなルックスとピンクチェックのセーラー服という萌え系衣装、さらに、双子ならではのナチュラルシンクロナイズしたダンスとハーモニーにて、タイ本国で早々に人気を獲得すると同時に、日本のコアなタイポップスマニアたちのあいだでも当時話題騒然に。
カワイイヤッター!
「アイコトバ (Love's PASSWORD)」Neko Jump Music Video
海外のヴィジュアル系バンド
日本発の音楽ジャンルである「ヴィジュアル系」を名乗るバンドが南米やヨーロッパ、アジアなどにけっこういるようです。詳しく知りたい方は @VisualUnite というアカウントをフォローするといいと思います。
【Visual Unite】大島暁美さん監修「ヴィジュアル・ロック パーフェクト・ディスク・ガイド 500」発売中!DNR, BatAAr,VisualMooNなど海外のV系バンドも写真付で紹介されています!#VisualUnite http://t.co/xvjABij8qc
— Visual Unite/海外V系バンド (@VisualUnite) July 18, 2013
V系まとめ速報 : 【知っているか?】海外のヴィジュアル系part1【画像、動画】 http://t.co/9O5Fx20Avr
— Visual Unite/海外V系バンド (@VisualUnite) November 10, 2013
個人的にかっこいいと思うのはロシアのAkadoというバンド。曲はヘヴィーメタルで、あまり日本っぽいわけではありませんが。
AKADO - Osnophobia (Single Version)
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ニンジャは世界で大人気!もちろんニンジャ楽曲もたくさんあります。
>>【電波通信】NWOIDS(ニュー・ウェイヴ・オブ・インターナショナル・デンパソング)
アニメや萌えの一部として電波ソングが広まっている様子?
スウェーデンのサムライ・メタルWhisperedは実際カッコイイです。