Twitterのツイートへの反応(URLのクリック数、Fav数、RT数)が時間帯によって違うんじゃないか、
違うとしたらどうやって調べてみればいいのか、という話です。
まず見てほしいのが下の2つのツイート。
歌謡ロックbot(@kayourock)というアカウントで、Acid Black CherryのBlack Cherryという曲を紹介した2つのツイート。
内容は全く違わないのに、リツイート数がかなり違っています。
http://ja.favstar.fm/users/kayourock/status/250086655359324160
1:17 PM - 24 Sep 12 (Sunday) 11Fav 11RT
http://ja.favstar.fm/users/kayourock/status/249874354714845184
11:14 PM - 23 Sep 12 (Monday) 11Fav 21RT
上のツイートは日曜の深夜、月曜のお昼の時間帯です。
このように、ツイートする曜日や時間、条件によって反応する人の割合が変わるんじゃないかと思っています。
この記事では
①時間帯によって反応が違う根拠となる(なりそうな)調査
②経験的にどの時間帯が反応されやすいのか
③どうやって調べるつもりなのか
についてメモしていきます。
①時間帯によって反応が違う根拠となる(なりそうな)調査
日本のTwitterユーザーの利用動向を丁寧に調査されています。
この人は他にも同様の面白い調査を発表しているようです。
【分析】ツイッター分析のシリーズの目次 by Twitter4J
これによると、平日/休日ともに午後10時がツイート数のピークとなっています。
ツイートする時間=ツイートを見ている時間だと仮定すると、これくらいの時間にポストするのが認知率を上げるのに効果的なんじゃないでしょうか。
ただ気になるのは、一部のTwitterヘビーユーザーがものすごい数のツイートをしてツイート数を稼いでしまってるんじゃないかという点です。
そういう人は半ばチャットのように使うため、一日に100も200もポストするわけです。
その人たちが自由にPCを使える時間帯(=夜)にツイート数が増えているだけで、見ている人の数はそれほど違わないのかもしれません。
実際、クライアント別の集計結果もこの調査に書かれていて(P41,42)、PCの利用者が夜に増えているように見えます。
(それに比較して携帯ユーザーはあまり増えていません)
ついでにbotのクライアントについて見てみると、時間帯によってツイート数がほとんど変わっていません。
時間帯によってツイート数を変えたほうが効率的なんじゃないかとも思います。
②経験的にどの時間帯が反応されやすいのか
ちゃんと調べたわけではないですが、botを運営していて特に反応が多い時間帯はこんな感じです。
一般ユーザーは18~21時(会社・学校からの帰宅前後)
ヘビーユーザーは22時前後(寝る前)
次いで、以下の時間帯
8~9時(通勤・通学中)
12~13時(お昼休み)
強調しますが、経験則であってちゃんと調べたわけではありません。
これから集計できたら面白いなーって思ってるだけです。
よくボーカロイド曲を作ってる人なんかがtwittbotを使って新曲の告知をしていますが、この時間帯にセットすれば見てくれる人が増える…かもしれません。
③どうやって調べるつもりなのか
自分の大学の研究で使えるかも、と思って統計解析ソフトRを勉強しているので、これを使って何かできないかと思ってます。
これオープンソースな上に頭いい人がライブラリ(拡張機能)をどんどん追加してくれてるんですね、素晴らしい。
それよりも、まずデータが無いと解析できません。
ツイートごとに、『日時、内容、RT数、Fav数』をまとめたcsvファイルをダウンロードできるようなサービスを探しています。
できればログも残してくれるようなのが嬉しいです。
企業アカウント向けのサービスは見つかるんですが、無料で個人が使えそうなのはなかなか…。
また、今のところ自分はするつもりありませんが、bit.lyやgoo.glなどの短縮URLサービスを使ってクリック率を調査するのも面白いと思います。
(これらのサービスを使えばクリックされた回数が分かります)
というか絶対やってる人いますよね。