今回紹介するのは日本の哀愁メロディックパンクバンド"Hawaiian6"のミニアルバム。
中学のとき聞いておったまげた覚えがあり、個人的にけっこう思い入れのある作品です。
彼らの特徴はHi-STANDARD直系の疾走感と、歌謡曲のような哀愁のあるメロディー。
たった15分のアルバムですが、最初から最後まで疾走しています。
暗い曲と明るい曲が交互に並べられており、感情の起伏が楽しめるアルバムです。
メランコリックな曲代表"WONDERFUL WORLD"。
【ニコニコ動画】Hawaiian6 - Wonderful World
明るい曲"MAGIC"。
メロディーの哀愁を保ちつつ、こっ恥ずかしいくらいポジティブで甘いメロディーです。
この曲が一番好きというファンも多いようです。
◆こんな人にオススメ!
演奏はメロコアなんですが、彼らの哀愁・疾走感はメタルファンにも響くでしょう。
というかHawaiian6のファンは潜在的なメタラーなんだと思うんですがどうなんでしょうか?
Sum41や10-FEETがMetallicaの影響を受けてるらしいので、意外にジャンル自体に通じるものがあるのかもしれません。
(彼らの場合、オリジナリティを出すためにメロコアに歌謡曲のメロディーを取り入れたという経緯があるので、直接メタルとは関係ないようですが)
そして本作は15分で疾走感と激しい感情の起伏を楽しめるミニアルバムです。
彼らを始めて聞いてみたい方はこれか"BEGINNINGS"あたりを聞いてみると良いでしょう。
余談ですが、彼らの登場以降、同様に哀愁や疾走感のあるメロコア/エモバンドが増えてきました。
特にUNLIMITSなどオススメなので興味のある方は調べてみてください。