ロシアのエスニックメタルバンドKartikeyaの2ndアルバム。
CDを手に入れるのは難しいのですが、Bandcampで全曲試聴&購入できます。
Meshuggahがインド・中東音楽を取り込んだような不思議なバンドです。
特に印象に残ったのがこの"The Path"という曲。
ロシアのバンドなのにイスラエルのOrphaned Landのようなオリエンタルな雰囲気です。
Djentの範疇に含まれるバンドなのですが、ところどころで顔を出すエスニックなメロディーのおかげでかなり聞きやすいです。
Facebookによると、ここまでに挙げたOrphaned Land、Meshuggahの他に、
Nile、Behemoth、Strapping Young Lad、Melecheshなどの影響を受けているそうです。
(ただしこれらのバンドは私は詳しく聞いたことがないので比較できません)
ちなみに、前作The Battle Beginsに比べるとDjentっぽい曲が多いです。
この記事を書くためにgot-djent.comのKartikeyaの記事を読んでたら、
シングルThe Horrors Of Homeをリリースし(この曲も素晴らしいです)、
さらにフルアルバムSamudraをレコーディング中という情報に気付きました。
こまめに情報をチェックしとかないといけませんねw
◆こんな人にオススメ!
Orphaned Land×Meshuggahという雰囲気のアルバムです。
オリエンタルメタルや、一風変わったエクストリームメタル、メロデスなどをお探しなら気に入ると思います。
他のアルバムも含めて全てBandcampで試聴&ダウンロード購入できます。
私はAmputated Vein Recordsという日本のサイトでCDを買いました。
◆おまけ
(Kartikeyaとは直接関係ない話です)
日本にもDjentに民族音楽・楽器を取り込んだバンドが現れないか、と思っていたのですが、
この間名古屋出身のVimokshaというバンドの"姥捨山"という曲を知りました。
"和太鼓とDjentを取り入れたプログレメタルバンド"だそうです。
Djentのポリリズムとリズミカルな和太鼓が奇妙な雰囲気を出しています。
Animals as Leadersの影響を受けているらしく、ハードコア調の男らしいボーカルも印象的。
アルバムはまだ出していないようですが、これから注目したいバンドです。