記事を載せるときの、ブログとNAVERまとめとの比較です。
特に役立つリンクのURL、YouTubeのPVや、ツイートをまとめることを想定してみます。
断片的な情報ばかりで良くない、といった批判もあるでしょうがそれはとりあえず置いといて。
利点
- まとめることが簡単
- たくさんの人に読んでもらえる
- ページが軽い
まずは 1. について。
「見出し」や「文章」、「URL」等でパーツごとに編集できるため、非常に楽です。
引用を上手く使えば、自分で文章を考える必要もほとんどなくなります。
次は 2. について。
うまいタイトル&タグ付けができれば、本当にたくさんの人に見てもらえます。
NAVER内を(ひまつぶしに?)巡回してる人もかなりいるようで、その人の目をうまく惹くことが肝心?
また、運営側に面白いまとめだと判断されるとトップページに掲載してもらえます。
(一気に数千のPV数が稼げるので本当にヤバイです)
ちなみに、わずかな額ですがアクセス数に応じて広告料をもらうこともできます。
そして 3. について。
ブログにYouTubeの音楽PVなどを埋め込むと重くなりがちですが、こちらはその心配は無し。
動画はサムネイル表示されており、クリックするとその都度読みこむようになっています。
どんな記事でも軽快に表示することができます。
欠点
- 文章の書き方に制限がある
- 内容が制限される(えっちなものに厳しい)
- ブログのほうが継続的に読んでくれる人が多い(?)
書き方に制限が厳しく、例えば文字サイズや色を変えたりすることはできません。
Togetterのように使うこともできますが、強調したい部分が見えづらいかもしれません。
また、クリーンさを志向しているようで、アダルトなものにかなり厳しいです。
例えばエロゲのPVも、運営側の判断で非表示にされてしまうこともあります。
(YouTubeの削除基準よりかなり厳しいことが推測できます)
技術はエロとともに進化するといいますが(?)、その点NAVERまとめは珍しいです。
そして欠点の 3. について。
NAVERの利用者は、どんな人がこの記事を書いたのかに殆ど興味を持っていないように感じます。
「面白い記事を書く人だ」→「Twitterをフォロー or RSS登録しよう」という流れは無さそうです。
そのため、一度いいまとめを作っても、その後読んでもらえるとは限りません。
また、ひまつぶしに読む人が多そうなので、PV数が多いからといって意味があるかは分かりません。
結論
NAVERまとめは良くも悪くもプレゼンテーション的なものだと感じます。
短い時間でサッと読んでもらえる一方、意図を深くまで伝えられるものだとは思えません。
文章は、人の行動に影響を与えるため、悪く言えば人をそそのかすために書くものです。
「このバンドを好きになってもらいたい」と思ってまとめても、一瞬興味を惹くだけかもしれません。
ブログのほうが身近な人が読んでくれ、結果として行動してくれる人が多いかもしれません。
とはいえ、ブログとくらべて圧倒的に多いPV数は魅力的です。
だから、私はあまり詳しくない人向けに、自分に近いジャンルに引きずり込むために使うつもりです。
興味を引く内容で客寄せし、関連リンクにより詳しい記事をのせておき、そっちが目的とか。
こういうやり口はかなり不誠実に見えます、私もそう思います。
ですが「アクセス数に応じた広告料」のためか、粗製濫造された記事も多く、
自分から見てもコレ違うだろ、列挙してるだけだろって思うものも少なくありません。
そういう記事で勘違いする人がいるより、自分が適当に誘導したほうがマシです(多分)。
どっちにせよ得するのはNAVERさんなんでしょうが…。