レトロで和風なロック・ポップスの最新情報をまとめる週刊『歌謡ロック』!
歌謡ロックbot(@kayourock)に集まった情報の中から要注目なものをピックアップしてお届けします。
今回は、「歌謡ロックって言ってるけどいわゆる"ロック"の範疇以外でも素晴らしい音楽いっぱいあるよ」って話。
最初に、ちょっと前にA zoo once thereさんの弾き語り音源をリツイートところから。
初のアコギ弾き語り調音源です!「風花 -kazahana」というVA-ZOOの疾走系歌謡ロックを、アコースティックリメイクしてみました。CDにおまけで入れようと思って借り物アコギでサッと録ったので雑ですが、ライブ感覚で聴いて下さい♪ http://t.co/Xz6Rumg8rb
— A zoo once there (@A_ZooOnceThere) August 18, 2013
その後、ブログにて「歌謡ロック」という言葉について拾っていただきました。
ブログを更新しました(ちょうど良い機会だったので、最近気になってた歌謡ロックや歌謡メロディについてつらつらと)。>>>「歌謡ロック」 http://t.co/6Dn0FZXZW6
— A zoo once there (@A_ZooOnceThere) August 23, 2013
で、この「歌謡ロック」というキーワードは、僕の中で最近少し意識するところがあって、考えたりもしてるので、少し書いてみます。最近、街中で流れる音楽を聴いていても、ヲワカやTOMMYなんかの好きなアーティストさんを聴いていても、80年代あたり(下手すると60~70年代あたり)に流行った歌謡曲のメロディを、そのまま当てはめたような曲が耳につきます。パクリとかいうんじゃなくって、ある意味懐古的なオマージュのようでもあり、それはそれでいいんじゃないかなぁと思って聴いています。(例えば、化粧品のCMで流れる「♪さあ、咲きなさい~」みたいなやつとか、バンドだと9㎜の曲とか、ヲワカなら「マシーン」のAメロとか。)
「歌謡曲」へのオマージュというと、キノコホテルあたりが分かりやすいかもしれません。
昭和の臭いのぷんぷんするサイケデリックな雰囲気です。
歌謡曲へのリスペクトとオマージュを込めた歌謡曲リバイバルといえるかもしれません。
キノコホテル / ノイジー・ベイビー(Music Video Short Ver.)
さて、こういう「古き良き歌謡曲のメロディーを今の音楽で演奏する」というスタイルは別にロックに限った話ではありません。
既に「解体」していますが女性ミュージシャンの倉橋ヨエコさんもそのようなアーティストです。
彼女は独特な声とややネガティブなのに妙に前向き(?)な歌詞が特徴のアーティストです。
(ネット上では「ポガティブ」と表現されているのをたびたび見かけます)
この曲"不安のお山"は1970年の小山ルミさんの"グット我慢して!!"という曲のパロディーだといわれています。
曲の雰囲気や骨子を残したまま、テンポや拍子を変えた自由なアレンジであると思います。
アコーディオンと唄の姉妹音楽ユニットチャラン・ポ・ランタンも濃厚な歌謡曲の匂いを感じます。
チャラン・ポ・ランタン 「空中ブランコ乗りのマリー」 MUSIC VIDEO
他にも、いわゆる"サブカルチャー"な文脈の中のアーティストには、歌謡曲っぽいノスタルジーな雰囲気を持った方が多いように思います。例えばアーバンギャルドが真っ先に思いつきますが、せっかくなので他のアーティストを紹介しましょう。
(中途半端にギターが重いのが違和感あって個人的にあまり好きではありません)
ここではオーラルヴァンパイアを紹介しましょう。
ジャンルでいうとニューウェイヴになるようです(この辺のジャンルよく知らないです)。
Aural Vampire - オーラルヴァンパイア - / 湘南族 -cannibal coast-
アーティストだけでなく、アニメ主題歌・挿入歌の中にもレトロなもの
歌謡曲…ともちょっと違うかもしれませんが、1998年放送開始のアニメ快傑蒸気探偵団のサウンドトラックもレトロな雰囲気で素晴らしいアルバムでした。残念ながらアニメの内容は覚えていないものの、蒸気機関の発達したスチームパンクという世界観なので、こういう雰囲気の楽曲と相性がいいのでしょう。
Steam Detectives - Brave Shine
また、最近では女の子向けアニメアイカツ!の"Third Action!"というミニアルバムが同様にレトロな雰囲気の楽曲が多くて良かったです。
この曲Thrilling Dream、EGO WRAPPIN'みたいな曲で、ジャンルでいうと歌謡ビッグバンドスウィングジャズみたいな感じでしょうか。
このアニメの音楽は、子供向けアニメなのに(だからこそ?)、古き良き時代から今の時代までのいろいろなポップスが演奏されていて素晴らしいですね。いろいろな音楽のパロディーをやっているというか。
AIKATSU! Audition Single3 Third Action! Thrilling Dream
アイカツ!というアニメのThrilling Dreamという曲にドラム参加させていただきました☆アレンジャーは石濱翔さんです。お子様向けアニメみたいですが、曲はおっさんみたいな感じですwセットもラディックのヴィンテージで録りました http://t.co/bzTtgcT20S
— 山内masshoi優 (@masshoi) March 9, 2013
↑演奏してる人も「おっさんみたいな感じ」って言ってますw
いわゆる「ロックバンド」以外にも歌謡ロックファンが喜びそうなノスタルジーでレトロな楽曲はいろいろあるよという話でした。他にも紹介したいものも多々ありますし、私が知らない素晴らしいアーティストもたくさんいると思います。
どこかでいいミュージシャンを見つけたら私にも教えてくださいw
また、今回のテーマであるレトロでノスタルジーな音楽というのは、別に日本のミュージシャンに限りません。その一つの例として、フランス出身のエレクトロ・スウィングジャズアーティストCARAVAN PALACEを紹介してこの記事を終わります。
CARAVAN PALACE - "Jolie Coquine"
2005年、フランスにて結成。影響を受けたアーティストはジャンゴ・ラインハルト、ヴィタリック、ライオネル・ハンプトン、ダフト・パンクら多岐にわたる。もともと、サイレント・ポルノ映画のサウンドトラック用の音源を作るため映画の制作会社に雇われていた現メンバーのヴィアル、ペイヤン、デラポルテが3ピースのバンドとして結成し、その後、ライヴ演奏用に他のメンバーを集めマイスペースを通じて現在の6人編成になった。
読み返したら女性ボーカルのアーティストばっかりでしたね(汗)
元グルグル映畫館のリーダー天野鳶丸、急逝
【元グルグル映畫館のリーダー天野鳶丸】平成25年8月12日に意識不明の重体となり そのまま意識が戻る事無く、急逝 http://t.co/nC6V6S8hrz
— V速BLOG (@vsokublog) August 26, 2013
メリーのニューシングルでROTTENGRAFFTYとのコラボも
MERRYのニューシングル詳細発表!ROTTENGRAFFTYとのコラボも http://t.co/hECkkOi7Rs http://t.co/qIv7iIbMAb
— ViSULOG (@ViSULOG) August 28, 2013
埼玉の歌謡ロックバンドTsuruzoe、一時ライブ活動休止
埼玉は北浦和出身の歌謡ロックバンドTsuruzoeがMVの解説記事を更新しています。
8/31に渋谷で行われたレコ発ツアーファイナルも素晴らしく、お客さんの誰かが言ってましたが「キレ」てるライブでした。
その会場にて「ライブ活動を一時休止する」というアナウンスがありました。
【ブログ更新しました!】 ROUTE99ツアーファイナルに向けて~MVタネ明かし編~ http://t.co/ENx57M6UB5 実は隠し要素満載のMVの解説です~。8/31に渋谷チェルシーホテルで開催するツアーファイナルの予約も受付中!
— Tsuruzoe_Vo.Gt/三谷陽介 (@Tsuruzoe_voice) August 22, 2013
解散や後ろ向きの理由ではなく、「活動の仕方を変える」ということだそうです。
絶対また一緒にやります。Tsuruzoeは「一生つるぞえどうでしょうします」という理由でしばし休息を。というか活動の仕方を変えます。バンド=ライブで必ずしもなくていいと思う。バンド毎に色んな表現方法があっていいと思う。D.I.Y歌謡ロックを掲げたのは自由にやりたいから。
— Tsuruzoe_Vo.Gt/三谷陽介 (@Tsuruzoe_voice) September 2, 2013
忍者メタルまとめ
以前作ったニンジャメタルの記事がちょっと話題になりました。
忍者メタルまとめだそうです。 世界は広い!Ninja Magicだけではなく、様々なメタル・ラウドロックバンドの忍者にまつわるバンド名・楽曲について書かれています。 http://t.co/1K9K50rQ1i
— HELL YEAH!! WASEDA (@HELLYEAHWASEDA) August 28, 2013
メルヘングロテスクピアノトリオpique
なかなか気になるバンドです。
pique(@pique_neko)@渋谷gee-ge. 鍵盤ボーカル+ドラム+ベースの3ピースバンド、ぴけ!レトロ感に女子のエロスとメルヘンを詰め込んだ、歌謡ロック!アニメ要素も入りつつ、ほんのり厨二感も漂います!衣装なんかも凝ってて、世界観オモシロイです!
— てっちゃん(チョイチャック川合鉄平) (@kawaiteppei) September 1, 2013
沖縄の3ピース歌謡ロックバンド"とどのつまり"
かなでるパーク出演アーティストの紹介【とどのつまり】:かなでるパークNEWS
☆かなでるパーク出演アーティスト☆ 【とどのつまり】 3ピースの女性バンド。歌謡ロックなるものを目指し日々精進中。ジャンル無用のパンクこじらせ雌3匹。更に詳しくは、 http://t.co/hB0UUIjURd
— 【かなでるパーク】 (@kanaderupark) August 30, 2013
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