Spotifyがついに日本でも使えるようになるかもしれないって記事がありました。
けっこう信憑性がありそうです。
ついに日本でもSpotifyが開始。どれだけの日本のレーベルが参加するのか注目したいですね。 / 次世代音楽サービス「Spotify日本版」カウントダウン開始、2月21日がXデー 【@maskin】 #...
http://t.co/xM1jbhFArl #NewsPicks
— 津田大介 (@tsuda) January 19, 2014
「Spotify日本版」のローンチは、2014年2月17日から21日にかけて開催される「Social Media Week Tokyo 2014」(SMW)の期間中か、それ以前という見方が濃厚だ。というのも「Spotify」は、SMWのスポンサリング(協賛)スポンサーに名を連ねており、かつ、2014年2月21日(金曜日)夜のキックオフイベントを皮切りに、22日から23日にかけて開催される「Music Hack Day Tokyo」も支援している状態にある。
日本向けサービスがローンチしていない状態でこうしたマーケティング活動をすることは考えられないし、そもそも日本版がスタートしてない状態でハッカソンイベントをやるというのは考えにくい。(Spotifyは海外版へのアクセスを原則認めていない)
使ってみるとわかるのですが、超便利な音楽配信サービスです。いわゆる「洋楽」のメジャーなアーティストはだいたいカバーされています。私は無料アカウントなのでたまに広告が挟まれますが、気になるほどではありません。
以前、実際に使ってみた感想を記事にまとめてあります。興味があればぜひ読んでみてください。
【今週のまとめ】音楽ストリーミング配信サービスSpotifyが便利
単なる投機資金集めだという批判もあるようです
ただし、Spotifyはユーザーとしては非常に便利なサービスであると思うものの、ちゃんと収支のバランスのとれている、継続的できるようなサービスであるかどうかは(個人的には)よく分かりません。実際、音楽を客寄せの道具として利用しているだけで、主な収入源は別にある(音楽そのものに価値をおいてない)という批判もあるようです。
デーモン・クルコフスキーは音楽聴き放題ストリーミングサービスのビジネスモデルに対しても問題提起している。「僕がレコードを作り始めたとき、ビジネスのモデルはものすごく単純だった。何かを製作し、製作費よりも高い値付けをして、その値段で売ろうとする。それに対して現在のモデルは、金銭的投機に近いものになっているようだ」と。彼はPandoraやSpotifyが音楽を商品として売るのではなく、客寄せの材料として音楽を用いユーザーのアクセスや行動を販売している。人を場に集めることでお金を儲け、音楽はその手段にすぎないと分析する。ユーザーを集めることができれば株価は上がり、資本家はその利益を手にすることができる。そこでは音楽が重要なものではなく、あくまでも情報の1形態。株式を購入させるボタンやリンクをクリックさせるための誘因でしかないのだと。テクノロジーが進化しビジネスモデルが複雑化するなか、音楽というものの価値が見失われつつあることを彼は嘆いているのだ。
音楽聴き放題サービスは作り手にとって有益か 世界のミュージシャンが議論続行中 http://t.co/oaX2kNNZtF
— RealSound (@realsoundjp) January 9, 2014
すごく興味深い記事。最後まで読むと単純な批判じゃないとわかる。「Spotifyは1再生あたり0.005ドル」(約0.5円)。YouTubeが0.13円~0.3円(http://t.co/85kCJTdtJF)なので、相場感としてはそ… http://t.co/ALzWFcxzuS
— 柴那典 (@shiba710) January 6, 2014
そうなんだよなぁ。SpotifyやPandoraって、ぶっちゃけ音楽業界全体の利益になってないんだよなぁ。結局は投機資金集めが目的ってのがハッキリ見えていて...
— drumatrixx mag (@drumatrixx_mag) January 6, 2014
個人的にはBandcampの理念のほうが好きですが
私は「自ら音源を配信するバンドをサポートしたい」というBandcampの考え方のほうが好感を持てます。Bandcampは音楽配信プラットフォームで、バンドやレーベルが自らのページを持ち、音源やライブチケットを販売することができます。
アーティストが音源を発表&販売することをサポートし、販売手数料(最大15%)をとることによって収益をあげているそうです。詳しくはBanpcampのすすめ(有志の書いた日本語解説サイト)の記事を読んでください。
【NEW】ファンはアーティストをサポートしたがっている:「Bandcamp」は音楽配信・販売の理想型か http://t.co/dQpErVY69k #wired_jp
— WIRED.jp (@wired_jp) June 28, 2013
ヤフーを退職したばかりのイーサン・ダイアモンドは、当時お気に入りだったバンドの音源をウェブで購入しようとしていた。「そのバンドがサイトを立ち上げて、音源を発売するというから発売日にサイトを訪れたんだ。そしたらまずサイトはつながらないし、音源はうまく落とせないしで全然ダメだった。結局、メールを送ったらバンドメンバー本人が直接Zipファイルを送ってくれたよ(笑)。お金も時間もかけてつくったにもかかわらずサイトがまったく機能していない。同じ問題を抱えてるバンドが世界中にたくさんいるんだろうと思って、彼らをサポートできる仕組みをつくることにしたんだ」。
ちなみにフリーダウンロードの音源もあります。以下はおすすめのフリー音源のまとめ。
【今週のまとめ】音楽配信サイトBandcampの無料DLが油断ならない
結局便利なので使ってみようと思います
Spotifyが便利なのは間違いありません。著名なアーティストならほぼ網羅されているので、とりあえずBGMを流しておきたいときには非常に重宝します。今「CDレンタルで済ます」感覚で、「Spotifyで済ます」ようになるかもしれません。
また、プレイリストの機能もあるので、利用者が増えれば自分のプレイリストを作って気兼ねなく共有したいです。(ニコニコ動画や8tracksでやってる人もいますが、ちょっとアレなので)
どんなサービスがスタンダードになるのかは予想もつきませんが、リスナーにとっても利用しやすく、アーティストにとっても利益になるようなサービスが発展していってほしいです。