今私は小さな魚だけれど

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【気になる音楽】ファンタジスタドールBGM研究本01を読みました。プリキュアからファンタジスタドール、そしてセーラームーンへ…

プリキュア系同人サークルSHOWTIMEによる同人誌『ファンタジスタドールBGM研究本01』を読みました。音楽を担当した高梨康治さんにフォーカスした内容です。

高梨康治さんは元々ヘヴィーメタルバンドのキーボーディストとして活躍し、プリキュアシリーズを転機として活躍の場を広げてきた方です。

フレッシュプリキュア!において、5年間プリキュアの作曲を続けてきた佐藤直紀に代わって高梨康治が劇伴を担当することになった。

今まで数々のヘヴィメタルバンドで活躍し、少年バトルアニメやホラーアニメなどを担当してきた高梨が、まさか女児アニメなんかに起用されるなんて誰もが夢にも思わなかったが、一番驚いたのは本人であった。

自分の曲風が合わないと思った高梨は、一応やんわりと難色を示してみたが

「新しいものを創りたい」

というプロデューサーの熱意を聞いて、結局そのオファーを受けることになった。

本文より引用

◆キュアメタルを継ぐもの

 本作の音楽は制作スタッフから「キュアメタル」というオーダーのもとに依頼があったことが既に明かされているが、しかし単なるプリキュア音楽のトレースとはなっていない。「正当な後継」として、進化を遂げた形になっている。

ファンタジスタドールBGM研究本の中では、かなり突っ込んだ話や、楽しく作曲されている様子も見えます。未収録のBGMの話や、プリキュアとのキュアメタルからの影響の話など。やっぱり、ラフレシアの君はタキシード仮面的なアレなんだな〜ってところも。

―「ラフレシアの君」(M5-B)は、『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面のテーマ(I-1)を彷彿とさせます。

 これは明確に意識しました。オーダー自体が「タキシード仮面のテーマのような感じで」、ということでした。これは、完全なリスペクトです。

新作『セーラームーンCrystal』でも彼がBGMを担当することが発表されています。彼の迫力ある音楽が、アニメにどのような花を添えるのか、今から非常に楽しみです。

>>【今週のまとめ】『キュアメタル』高梨康治が新作セーラームーンの音楽を担当!

ジャーマンメタルを意識したというBGM「うずメタル♪」。

>>【 ファンタジスタドール 】 ( OST Track No,2 ) 【 うずメタル♪ 】

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ファンタジスタドールといえば、めきめきさんによるコミカライズ2巻の発売も決定しました。アニメではエキセントリックな言動も多かったささらが、ちゃんと姉貴的立場でユウジョウを育んでいてキュートです。