おがわパーティ☆というイベントでチップチューンDJをやってみました。知り合いの内輪のオフ会を兼ねた小規模な会で、新しいことを試しやすいです。
とはいえ、私が自前で用意できた曲は5曲だけなので、他の曲は他の方が作ったチップチューン楽曲と、普通にDJするのを織り交ぜながらやりました。
終わった後に「きみはホエホエむすめとかGLOVE ON FIGHTの曲(Dunk!)があって懐かしくなりました!」って話を頂いて嬉しかったのですが、どちらもchibi-tech先輩がファミコンでカバーした曲なので「そうですね、僕もあのカバーは最高だと思います」と返答しました。
当日の作戦
最初は通常のDJを行い、「最初は普通にDJしている間に何度かゲームボーイ実機を織り交ぜる」「最後に3曲連続でゲームボーイで楽曲を繋げる」ような流れを考えていました。また、私はフラッシュカードを2つしか持っていないため、「その場でLSDjのセーブデータを書き込みつつDJをする」という無謀なスタイルでやりました。
噂には聞いた事あるけどゲームボーイ使うんだぜ#おがパ pic.twitter.com/LvzJ2njfNc
— DJ路上 a.k.a キンミヤ (@DJ0168) August 24, 2019
また、当日は会場が音が響かない会場だったので、「ミキサー側で少しエコーをかける」ようなエフェクトをかけていました。チップチューン的には邪道かもしれませんが、自分は使えるものは使っていきたいです。
出演中に発生した問題
通常のDJに比べて気を遣うことが多く、出演後はけっこうな汗をかいてしまいました。
- 熱暴走してゲームボーイが動かなくなる
- 再起動で良くなりました
- セーブデータが壊れる
- その場で書き込み直しました
- 頭出しのタイミングが難しい
いろいろなアクシデントが重なり、実は一度音を止めてしまいました。普段遣いしているときには熱暴走はあまり起こったことが無いので油断していましたが、やっぱり環境が違うと違いますね…。その間はCDJで音を鳴らしつつ復旧作業(セーブデータの焼き直しと再起動)に取り組みました。
DJやってるときに音を止めたくないので、DJとして行うにはいろいろなバックアップ策を用意すべきでした。転換時も必要に応じてCDJを併用するとかしたほうがいいですね。
アクロス RCAケーブル AUDIO変換ケーブル 1.5m ステレオミニプラグ3.5mm-RCAジャック×2 AVC136
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また、イヤホンジャックから、RCAケーブルのメスに変換するケーブルを用意しておくと、転換時に非常に楽でした。
次回工夫したい点
まず、曲のつなぎ方を工夫したいです。カットイン一辺倒だとワンパターンすぎるし、BPMの調整も難しい(CDJのようにターンテーブルを回して調整できない)のでフェードインするのも工夫が必要そうです。
これが「チップチューン」ってやつか?#おがパ pic.twitter.com/98HaMb7x0x
— DJ路上 a.k.a キンミヤ (@DJ0168) August 24, 2019
上の動画では一瞬止めてしまう様子が映されてしまっています😅
そもそもLSDj自体の利用方法に慣れる必要がありそうです。例えば、TORIENAさんが以前ライブで「PULSE Channel以外をミュートして低音をカットしてつなぐ」ような方法をしていたので真似してみたいです。
また、「その場でLSDjのセーブデータを書き込みつつDJをする」のはより大変だったので、次回からはフラッシュカードを多めに用意しておきます。また、熱暴走をしたときに音を止めないために、ゲームボーイ自体ももう一台用意したほうがよかったですね。
GB USB Smart Cardは値段が高騰してしまっているので、 @scythe1005 さんの話していたこちらを試してみたいです。
例のフラッシュカートリッジ、4個入荷してる。こっちはAM29F016B使ってるから多分CUBIC STYLEさんとかJ.Rodrigo氏のGBCartflasherで普通に焼けるはずhttps://t.co/gfseWitl2j
— scythe (@scythe1005) April 21, 2019
謝辞
最後に、おがわパーティ☆に呼んでいただいた @_Corvus_corone さんをはじめ、他の出演者や来場者、関係者の皆様方ありがとうございます。イベント自体もすごく良いもので、終わった後の打ち上げなども含めて楽しかったです。