今の所の目標は、この曲のような「ノイズチャンネルを(おそらくRコマンドを使って)楽音を作り出して曲を作る」ような実装をしてみようと思ってます。
「LSDjでやればいいじゃん」って思われるかもしれませんが、LSDjではtickという単位でしかコマンドを発動できないため音の高さの幅にかなり制限があります。これを自前で実装すれば、素晴らしいハックなんじゃないか(そして先輩に褒めてもらえるんじゃないか)と期待してます。
あとこういうこと↓や、Kickの音色がBPM(つまりtickが進む速度)によって微妙に変わってしまう問題もうまく回避できるはずです。
Pulse波の高音に対して、TableでEコマンドで高速でオンオフすると1チャネルでPWMみたいな音が出せるらしい pic.twitter.com/0ErnZUMqNr
— 黒めだか (@takeshi0406) 2020年3月22日
ただ、ネットに落ちているRGBDSのサンプルはコンパイルできたものの、アセンブラは未知の領域で何をどうすればいいか分かりません。Z80のプログラミングの本を買いました。
余談ですがゲームボーイのCPUはZ80系と言われることが多いようなのですが、実際は少し違うようです。
一方、実際の回路は、シャープがザイログからライセンスを受けた Z80 の回路から、大幅に削除、追加して作られたはずだ。
というか、シャープはおそらくインテルのライセンスは受けていないので、政治的な理由で「8080互換」は謳えない。
だから、シャープの立場で言えば「Z80 カスタム」と言うのが正しい。
あとは読んだ本の紹介。
6502とApple II システムROMの秘密
- 作者:柴田文彦
- 発売日: 2020/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
一言コメント。
『6502とApple II システムROMの秘密』を読んだら、中身あんまり理解できんかったからアセンブラ勉強したくなった
— 黒めだか (@takeshi0406) 2020年3月15日
秋葉原の書泉で、pdf付きのものを買いました。理解できなかった点は多かったものの、ウォズニアックの実装の話はけっこう面白く感じました。あとで勉強し直して読み直そうと思ってます。
あと6502の後継CPUはスーファミにも使われてたらしい。
140字の戦争――SNSが戦場を変えた
おお!「140字の戦争 SNSが戦場を変えた」もKindle 45%オフ(4/13まで)ですね!これもぜひ読んでみたかった本です。https://t.co/JIIf12ZFEN pic.twitter.com/qpahaQ6oEd
— とくさん (@nori76) 2020年3月16日
このツイートがきっかけで読みました。
本書は、SNSは「絆を破壊し、人びとを分断する」と強調している。
特に若者はSNSでニュースを受け取るが、それは「自分と同じような考えを持つ友達やフォロワーが自分にとって快いコンテンツを投稿」したものであり、その結果「同類性(類は友を呼ぶ傾向)が生まれる」わけだ。
- 作者:デイヴィッド パトリカラコス
- 発売日: 2019/05/31
- メディア: Kindle版
フェイクニュース工場や、SNSを介したISISの勧誘(とその後の虐待)など、読んでいてつらくなる場面も多くある本でした。私は「インターネット経由で友達を作ってきた」世代で、特にプログラマーなので技術の力を信じたいのですが、こういう面からも目をそらしてはいけないと思います。また、以下の記事にあるような「解釈者」の話はプラス方面で面白く感じました。私もおそらく近いスキルがあるのでやってみようかな。
140字の戦争 SNSが戦場を変えた 書評|デイヴィッド・パトリカラコス(早川書房 )|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
もちろんSNSという技術それ自体は両義的である。誰に頼まれたわけでもないのにSNSを活用してファクトチェックをおこなう個人もいる。そうした人たちを著者は「解釈者」とよび、ジャーナリズム再構築の軸となりうると期待する。(なお本書には、シリアで拘束された経験をもつジャーナリスト安田純平氏が解説を寄せている。)
けれどもその期待は、二十一世紀の戦争のあまりの捉えどころのなさを前に、必ずしも明確な像を結ぶにはいたっていない。むしろ著者を捉えて放さないのは、「いまの世界は、第一次世界大戦が勃発する前の世界に不気味なほど似ている」(三四〇頁)という言葉にあるような、切迫した危機感である。
何人の方からか類書として挙げられている「戦争広告代理店」も買ってみました。
二一世紀の戦争はなぜ、どのように変わったのか──『140字の戦争 SNSが戦場を変えた』https://t.co/tj0mnTMwt1
— 芝尾幸一郎 (@shibacow) 2019年6月9日
SNSが国際世論を喚起する戦場として使われ始めているという報告。
類書に、戦争広告代理店という本がある。https://t.co/SL7GfvgikD
Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦
有名な日本発のベンチャー企業プリファード・ネットワークス(PFN)。グーグル ネット覇者の真実などと近い雰囲気を感じました。
PFNという会社はどういう考えで運営されてるか、各状況でどんな決断をして行動してきたか、今後をどう考えているかをまとめた本を西川と書きました。会社は現在進行形でまだ成功したわけでありませんが、混沌とした世界を生き抜いていく中で何か参考になればと思いますhttps://t.co/aGMUSrwRw0
— Daisuke Okanohara (@hillbig) 2020年3月18日
過去や現在で、舵を切ってきた歴史が紹介されています。自分自身、未来に点を打っていくような意思決定はできていないので、ちょっと身を引き締めないといけない気がします。
読了。なぜPFNがパーソナルロボットに舵を切ったのか、西川さんと岡野原さんがAIとロボットにどんな未来を見ているのか、より深く理解できました。/ Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦 KADOKAWA https://t.co/4l90tQOQSp
— Naoki Asakawa / 浅川直輝 (@nasakawa) 2020年3月21日
成果を生み出すテクニカルライティング
会社で薦められた本です。
このフォーマットが素晴らしいです。たしかに、このどこかが抜けているせいで、技術を伝える文書として分かりづらくなってしまうことが多い気がします。
成果を生み出すテクニカルライティング ── トップエンジニア・研究者が実践する思考整理法
- 作者:藤田 肇
- 発売日: 2019/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)