日本の女性ボーカル歌謡ジャズロックバンド"ジムノペディ"の2ndアルバム。
彼らのアルバムはどれも素晴らしいのですが、私のお気に入りはこの"今宵も、うたかた探し"です。
HMVレビューでは次のように紹介されています。
今作は彼らならではのコンセプトアルバム。全13曲、約60分の大スペクタクル!もちろんジャケットのイラストは今までと同じくリーダー小林が手がけており、アルバムの中の物語が絵で表現される、まさに絵本感覚の歌詞カードとなります。楽曲はジム節のきいた、ジャジーでスウィンギンな歌謡ロック!インストあり、アコースティックあり、彼らには珍しくポップで爽やかなスウィングありと、バリエーション豊かな内容です。美しくて儚い、哀しくて危うい、魅惑のジムノペディワールド!椎名林檎、小島麻由実、奥村愛子、エゴラッピン、倉橋ヨエコなどが好きな方におすすめ!
言いたいことがほとんど言われちゃってます(^^;
こんなに音楽を美味しそうに紹介できる文章ってうらやましいですね。
私も椎名林檎さんやEGO-WRAPPIN'のファンにはぜひ聞いてもらいたいです。
ただし、彼女らに比較して、幻想的なニュアンス、レトロな歌メロなどが特徴です。
むしろZABADAKや遊佐未森などのファンにもオススメできるんじゃないかなーと思っています。
特にオススメなのは次の二曲。
幻想的な五拍子の曲"ウタカタ"。
一般にはあまり使われない拍子ですが、違和感なく気持ちよく聞けます。
アルバムの二曲目"恋じかけのワルツ"。
非常に哀愁があり、途中のギターソロからのインストパートも素晴らしいです。
そんな彼らですが、実は2008年に既に解散しています。
現在は各メンバーがpeziteやcosmoで活動中とのことです。
私はこれらのバンドはまだ聞いていないので、今後手を出してみたいと思います。
◆こんな人にオススメ!
哀愁漂う歌謡ロックや、幻想的な女性ボーカル曲が好きな方にオススメです。
椎名林檎、小島麻由実、倉橋ヨエコ、そしてZABADAKなどのファンはぜひ聞いてみてください。
和風×幻想的な楽曲ということで、プログレッシブロックバンドのPageantに近い雰囲気があるかもしれません。
ついでにこちらもおすすめしておきますw