本の内容についてはこれらの記事を読んでください。
この辺の主張や「家族や子どもをめぐる規範に変化が見られるなら」変化するかもって主張が面白かった
— 黒めだか (@takeshi0406) January 14, 2023
完全な私見だけど、家族以外のコミュニティに注目するものになるのかも pic.twitter.com/NOJE8r5zKG
アニメ文化の一部や萌え文化のベースに「未熟さ」みたいなのがあって、キャラソンや電波ソング歌詞の思想(?)に繋げられるかもしれないと思ってます。
それ起点に何か(たとえば歌詞が誰の視点なのかとか)調べ始めたら面白いかもしれなくて、例えばモモーイ(桃井はるこさん)とかは素直にアイドルソングの「未熟さ」から影響受けてそうだけど、この本の主張には収まらないなんか違うニュアンス出ている気がします。ある意味「未熟な側の視点から歌う」みたいな、めちゃめちゃバーチャルな世界から、ある意味でリアリティを歌ってるんじゃないかと思ってます。
もう当時は、美少女ゲームの主題歌にも「おにいちゃん」とか言わせて、エロいセリフを入れればいいんだろ?みたいな風潮があって、ユーザー的に寒々しいことになっていたんですよ(笑)。私は、そこに女の子としての本物の感情をエッセンスとして入れられたら本当の「萌えソング」ができると思ったんです。
また、この「バーチャルな世界から現実の感情を歌う」ので面白いのが周防パトラさんの歌詞だと思います(Yunomiさんなどにも似たニュアンスを感じることがあります)。多分「いつまで歌い手やってんの?w」って馬鹿にされてたことに中指を立てる歌詞なんだと思ってますw
甘すぎ愛のシュガーホリック
バカにされた世界で
迷っても間違っていても
愛したくてたまんないよ
シュガーホリックかな?
「未熟さ」とか「バーチャル」との関係性で整理して、DJしたりすると面白い気がします。DJみたいな表現って、研究と違って、実証せずに積極的に自分が掴みたい意味を拾っていけばいいから面白いですねw
また、「電波ソングというネット上での音楽批評の文化が盛り上がっていた」という捉え方はその通りだと思っていて、電波ソングなら別系統でARMさんが言ってたような「はばかられソング」みたいなものや、「ナンセンスを狙ったもの」など別のニュアンスのものもありそうです。
著者が出した別の本も面白そうです。