この間の記事の続きで、「キャラソンの歴史に迫ることで電波ソングの起源について何かが分かるんじゃないか」という趣旨の記事です。
今回は「キャラソン 最古」みたいなワードでひたすら検索して、記事をまとめていく作業をしました。
『キャラソン』の歴史をさぐる
この記事の中で気になったやつ。
『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』の「B級ダンシング」。Wikipediaによると1992年の発売です。
はまじ・関口・ブー太郎など、サブキャラのキャラソンもありました。
絵描き歌のようなお遊びの歌もあれば、歌なしのインストゥルメンタルでキャラを表現した変化球的な曲もありました。
ストップ!!ひばりくん!
ストップ!ひばりくん! SONG BOOK (C25G0195) | 聴いてみたからわかったよ。。
余談ですが、私に「主題歌でも挿入歌でもない(今で云う)キャラソンというものが存在する!」と強烈に印象付けたのはキャプテン翼の『荒野の叫び(日向小次郎のテーマ)』(1985年12月発表)でした。
歌手じゃない人に歌わせてもいいことネーナ!としみじみと…、うん、いや、まあw
そしてやはり『オバQ音頭』にも触れられていますね。
最初のキャラクターソング
おしえてgooの記事です。
非売品でもよければ
「おたくのビデオ1982」(1981)
おたくの迷い道 幻の3・4番 業界編
8cmシングルCDがキャンペーン用に配られました。
これは見つかりませんね。
「母をたずねて三千里」1976年
ペッピーノ一座のうた(永井一郎[ペッピーノ])
OP・EDでもいいなら
「小さなバイキングビッケ」1974年
ビッケは小さなバイキング(栗葉子[ビッケ]とザ・バイキング)
チッチの歌(松金よね子[チッチ])
アニメにこだわらないなら人形劇で
「ひょっこりひょうたん島」1964年~
曲名と歌手は下記を参照
http://www009.upp.so-net.ne.jp/hyoutanjima/books/hyoutan_CD.html
ひょっこりひょうたん島はなんか卑怯だと思いますw
主旨からすると「アンデルセン物語」でのキャラクターによる挿入歌は外れるわけですよね(レコード化もCD化もされています)。
「おらぁグズラだど」のOPは谷啓さんですが、実際に声を充てられた大平透さんがレコードでカバーしてます(TVで使われていません)。これも該当しないわけですよね。
「悟空の大冒険」の増山江威子さんらによる「竜子のうた」はどうですか?この歌や「冒険ガボテン島」などのように複数で歌うのがダメであれば、「海のトリトン」のピピ役広川あけみさんが歌った「ピピのうた」がEDに使用されてた事実(この点、確認できませんでした。私が知っている限りEDは「海のトリトン」だけです)がなければ、コレだと思います。
スナフキンのうた
最古のキャラソンって何だろうね。知る限りでは、ファーストムーミンの「スナフキンのうた」(CV:西本裕之)あたりかと思っているのだけど、あれを学生時代にバンドで演奏したのも今思うとなんか因縁めいたものを感じる
— Masashi Takatori (@dead_funny) February 7, 2012
ファーストムーミンって言い方がガンダムっぽくてかっこいいですね。
アニメ・特撮系音頭ってどのくらいあるのかな?とまとめてみた。 - ごみおきば
この記事ヤバい。ヤバい記事を見つけてしまった。
キャラソンが頻繁に作られる様になったのは、いつからですか?
80年代後半になると聖闘士星矢 サムライトルーパーなどで男性キャラクターに注目が集まり 80年代初頭から男性のキャラクターを信愛する女性の存在が多くなり(キャプテン翼の影響などもあり)その傾向もあり 上記の時期に今までイメージテーマの傾向がつ良かったキャラクターソングは キャラクターが歌うものと移行し 90年代になると らんま1/2のキャラクターソングがヒットし 新聞の記事にもなりました セーラームーンのヒットから第2次声優ブームが始まり 女性声優人気が始まり ギャルゲー等のキャラクターソングなども生まれ始めます 他の方が言われているセーラームーンのキャラクターソングのシングルがキャラソンでは初です
女性ファン向けに、男性キャラの歌のほうが多かったのはその通りかもしれませんね。
キャラソンの元祖は何ですか。気になりましたので教えて下さい。
ジャンボマックスですかね。
1974年に【ジャンボマックスの唄/嘆きのマックス】のレコードを出してます。
8時だョ!全員集合の前に放送されていたそうです。
元祖女性声優ユニット「Doco」はご存知?
ユニット名は主題歌を歌っていたアイドルグループ「Coco」からもじったモノ。
今でこそ主演声優からユニットを作るって割りとよくある事なんでしょうが、
タイトルがパロディな所からも当時としてはパロディのお遊び企画だったんでしょうね。
キャラソンの元祖って何だ?
5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/25(火) 22:17:42.23 id:l2KqFf500 [1/1回(PC)]
怪物くん(白石冬美版)
1968年だとさ。
声優が歌を歌うようになったのはいつから?
「ハッスル・パンチ」の【ハッスルパンチの歌】は1965年11月放送開始で、三人の主人公役の大山のぶ代さん、水垣洋子さん(アトムのウランちゃんの声優さん)、九里千春さんが歌われていました。
他には、NHKで1965年4月に放送されていた、「宇宙人ピピ」では、主人公のピピ役と、主題歌の【宇宙人ピピ】を中村メイコさんが兼ねておられました。
しかし、この作品は実写とアニメの合成作品だったそうです。
http://diary.jp.aol.com/kuvhffcz/954.html
http://homepage3.nifty.com/hiraist/mokuroku/cat/cat7_a1.html
wikipedia
キャラクターソングの原点は、日本でアニメ放送が始まった1960年代までさかのぼる。1963年の『狼少年ケン』の挿入歌「ポッポとチッチの歌」をポッポ役の水垣洋子が歌唱したものが、おそらく声優ソングの最初の例である[1]。ただし歌手の名義は水垣のままであってキャラクター名ではなかった。一方アメリカでは1950年に、バッグス・バニーの声優だったメル・ブランクが挿入歌「I'm Grad That I'm Bugs Bunny」をすでにリリースしていた。ブランクはそれだけではなく、トゥイティーの挿入歌である「I Tawt I Taw a Puddy Tat」、ダフィー・ダックの「Daffy's Rhapsody」をそれぞれリリースしていた。
この間の記事への反応
この間書いた記事でも教えて頂きました。ありがとうございます。
お尋ねのものに当たるかどうかは存じませんが、念のため「ひみつのアッコちゃん」ED、「すきすきソング」をご確認ください。
— むしまる(元祖) (@fudesakisanzun) March 3, 2019
FF外からクソリプ失礼します
— 矢追春樹a.k.aかえうたP (@kaeutaP) March 3, 2019
こういうので思い当たるのがコミックソング要素が強いタイムボカンシリーズですかねぇ https://t.co/dJzEaxd1sj
まとめ
思ったより奥深い…。白黒アニメの時代まで遡るとは思いませんでした。