いつもの通り、ChatGPTのリサーチ機能と、自分のそこそこの知識でまとめていく記事です。AIがあるおかげで、自分がそれほど詳しくないジャンルでも効率よく調べることが可能になりました。
まず、電波ソングがよく参照する音楽ジャンルとして、ユーロビートがあります。今回の記事は、電波ソングとユーロビートの関係の歴史を軽くまとめていく内容です。「オタクはユーロビートが好き」という話はよく聞いて、たしかにアニソンなどの文脈でもよく聞く気がします。
これを聞いていてしみじみと心に浮かんでくる言葉がある。
「オタクはユーロビートが好き」
本来は所謂「陽キャ」向けのクラブカルチャーであるユーロビートだが、びっくりするくらいオタクはユーロビートが好きだと思う。電波ソングでもテクノポップに紛れて疾走感のあるユーロの名曲が数あった。あの有名な「みっくみくにしてあげる♪」も、ユーロ調といえばユーロ調だ。
最近では電波ソング…って言っちゃっていいのかわからないですが、同じような能天気さを持つ「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」もユーロビート調の曲でした。Chiptune出身のTORIENAさん作曲で、つんく♂さんが作詞という豪華な曲です。
今回のChatGPTログはこちらで、まとめられてない内容も多いので興味があれば調べてみてください。例えばユーロビート自体の最近の盛り上がりにはパラパラのリバイバルもありそうで、「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」もそれを踏まえた編曲なんだと思うんですが(TORIENAさん自身のアルバムにもそういう曲あったし)、そこまでは触れれていません。ああ、あと音ゲー関係も重要なはずなのにゴッソリ抜けてた…ここは誰かお願いしますw🙏
INTERNET OVERDOSEのヒット
最初はここ最近(といっても4年前ですが…)の電波ソングのヒット曲の「INTERNET OVERDOSE」のAiobahnさんへのインタビューから。ほぼほぼこの記事でまとめたかった内容が入ってますw
──「INTERNET OVERDOSE」はユーロビート系のトラックですが、Aiobahnさんにとってユーロビートはどんな音楽ですか?
一番イメージが強いのは「頭文字D」のサントラですね。自分が小学生の頃からすごく有名だったので、ネットで聴いたりする機会もあって。主題歌はm.o.v.eさんでしたけど、サントラはデイヴ・ロジャースさんだったり、海外のアーティストが作っている曲が多かったんですよ。ユーロビートのブームはリアルタイムで体験できていないんですけど、時代に左右されない音楽だと思うし、洒落てる音として受け止めていました。以前から作ってみたいと思っていて、それを形にしたのが「INTERNET OVERDOSE」です。
──「INTERNET YAMERO」は80年代のテクノをはじめとしたいろいろな要素が混ざっている印象です。
こちらに関しても特にオーダーはなかったんですけど、どうして自分がこの方向性を選んだのかちょっと思い出せないです(笑)。確かにいろんな要素が入ってますよね。
オタク文化の文脈でのユーロビートのI've Soundへのリスペクトは、やっぱりKOTOKOを呼んだのはそういう意図はあるみたいですね。
——ゲームの発売に先駆けて2021年4月にリリースされた「INTERNET OVERDOSE」は、どのような経緯で制作されましたか?
ボーカル入りの曲を作りましょうという話になって。ただ、具体的にどういう曲を作ってほしいという要望はなかったんです。というか、そういったものがまとめられる前に、僕がアイデアを出して作っちゃった。それが特にリテイクもなくOKになったのでレコーディングした、という感じです。ユーロビート風のシンセやガバキックは今まで楽曲に取り入れたことがなかったんですけれど、『NEEDY GIRL OVERDOSE』ならこういうのが合うかもしれないと思ってチャレンジしてみました。「頭文字D」のサウンドトラックや、イタリアのプロデューサー、デイブ・ロジャースが作曲したV6「TAKE ME HIGHER」(「ウルトラマンティガ」オープニングテーマ)のサウンドを自分なりに再現してみようというコンセプトで制作しています。好きだけど普段だと絶対に作れないものを自由に作ることができたので、良い機会でした。
——KOTOKOさんをボーカルで起用するのは、Aiobahnさんからのリクエストだったのでしょうか?
にゃるらと相談して決めました。00年代から活躍しているギャルゲー歌手やアニソンシンガーから選びたいという流れになって、僕も彼もKOTOKOさんの楽曲は聴いていたし、I’veも大好きなので、KOTOKOさん以外にないんじゃないかと思って、依頼させていただきました。
アニソンでのユーロビートの流行
まず、電波ソング以前のアニソンでのユーロビートの流行についてまとめます。特にAiobahnさんのインタビューにもあった頭文字Dなどの主題歌から。
1990年代後半ごろより、日本のパラパラの音楽として「ユーロビート」が海外に知られるようになった。この時期の「ユーロビート」は完全に日本市場向けの楽曲が量産されており、1980年代の楽曲と比べてもかなり高速化している(BPM140以上のものが多い)点が特徴である。また、同時期にアニメ『頭文字D』や音楽ゲームの『Dance Dance Revolution』でユーロビートがフィーチャーされ、これの作品が海外に輸出されてヒットしたことで、ユーロビートは「日本文化の一部」として世界に再び受け入れられることとなった。2000年代以降も、日本の「パラパラ」用の音楽のコンピレーションアルバムが『Super Eurobeat』として継続的に発売されているほか(そのため海外ではしばしば、ユーロビートのサブジャンルとしての「日本におけるユーロビート」の名称が「スーパーユーロビート」であると誤解されている)、現在でも日本から世界に「ユーロ」ビートが継続的に再発信されている。
他にも頭文字Dの続編のMFゴーストの主題歌であるm.o.v.e「Gamble Rumble」とか、
近年でも、同じくMFゴーストの主題歌の芹澤優さんの「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」とかは有名ですね。
I've Soundの興隆とfripSide
アニメ・ゲームの界隈でユーロビート的な楽曲が多いのは、やっぱりI've Soundの功績が大きかったんじゃないかと思います。2000年の「I've Sound - エロゲー歌事情 -」という記事にはI've Soundの高瀬一矢さんについて次のように紹介されています。
I've Sound の最大の魅力は、何と言ってもノリの良いビートと心地よいグルーヴ感だ。 I've Sound を一言で表すなら、まさに「心地よい」の一言に尽きるだろう。
I've の中心人物である高瀬氏はユーロビート出身であり、また、トランステクノにも通じている。「音楽」のひとつの原点である「聴いていて気持ちいい」という要素と、日本の歌謡独特のメロディ、その二つの融合から生まれる「心地よさ」こそが I've Sound の魅力であると、自分は思う。
特に興味深いのがこの記事です。I've Soundの「女性ボーカルで高い声キンキン出すという手法」を踏襲して「00年代前半に、小室とI'veを遠景にした後継者」としてfripSideやfripSide NAO project!が紹介されています!
草野 このサウンド感を、BPM的にもシンセイサイザー的にも強調すると、電波ソングっぽいキッチュさが出てくる。こんな感じ。
草野 すごくトランシーでシンセーベースもブイブイ言ってる。けどもシンセポップといったナヨっとしたものとは違う、ポップソングとして芯がある。
草野 グルーヴとかドラムとか考えるとまったくそういうことはないよね。
かめ でも、エロゲソングが好きなのかなこれは。というかエロゲをやってる人が曲が好きなのは視覚的に得た情報が、音を聴く時に脳内で補完されてる気がする。
こちらの記事も気になります。小室哲哉の再評価が必要だって話もそうですが、「電波ソングは歌詞が特徴的だったのかというと」そうでもなくて、Perfume や imoutoid の「キラキラ感がプニプニ感にズレると電波っぽくなる」っていうのはなんか分かりますw個人的にはこのプニプニ感は細江慎治さんみたいなナムコサウンドとテクノポップ周辺から持ち込まれたもので、実は別系統の要素なんじゃないかと。
私には正確には判断つかないんですが、おそらく「ハレ晴レユカイ」みたいな2000年代らしいアニソンもユーロビートの影響があるんじゃないかと思います。Yahoo!知恵袋出典でアレなんですが、あのシンセサイザーは「スーパーソウ系の音色」で、これがユーロビートでよく使われるものらしいです。
「オタクはユーロビートが好き」といいつつ、アニソンや電波ソングを改めて聞いてみると意外とユーロビートっぽくない要素も多く、意外と複雑に様々なジャンルの影響を受けて成立してそうです。
アニソンREMIXやボーカロイド、東方アレンジ
いろいろまとめちゃったんですが、要するにニコニコ動画で盛り上がっていたやつって括りです。個別に調べてもかなり深い世界がありそうです。
まず、アニソンREMIXのユーロビートアレンジもよくあった気がします。例えば秋葉工房によるリミックス。
ボーカロイドの楽曲でもユーロビートが盛り上がってましたよね。「ルカルカ★ナイトフィーバー」が有名で、初音ミクWikiによると明確にユーロビートと紹介されてます。
もっと電波ソング的なものでいうと最初に挙げた「みくみくにしてあげる♪」もそうですね。こちらのほうが2007年で投稿日時は早かったりします。
また、東方アレンジでもユーロビートは盛り上がってました。これはちょっと次の記事を紹介するだけに留めます。「TOHO EUROBEAT」シリーズはなんとなく知ってたんですが、想像以上に長いシリーズだったのでビックリしてます。
電波ソングユーロビートのすべての歴史の終着点として「インターネットサバイバー(あやぽんず* feat.ビートまりお)」という鬼子を紹介して終わりますw
電波ソングに対するその他の記事
2010年の「電波ソングはどこから来てどこへ行く?~いちご打~」によると、次のようなことが言われています。
電波ソングは、歌詞が電波 という他に、
共通して非常にノリノリな四つ打ちのユーロビート(DDRとか音ゲーっぽい曲って考えればいいよ)で、キャッチーである(頭からはなれないつまり洗脳力が高い)
調であるということが言える。
まあ、「Princess Bride!とかきゅるるんkissでジャンボ♪♪」がユーロビートなのかはかなり微妙だと思うんですが、明るくて四つ打ちの曲って考えるとそうなのかもしれません。またテンポ感が初期はユーロビートに近く、2010年代以降ではもっと過激に早くなってるという気はします。
サエキけんぞうさんがサイゾーの「ももクロでメジャー化した「電波系」音楽は IT時代が生んだ日本初のパンクだった!?」という記事で、電波ソング(の一部だとは思うんですが)を指して次のようなことを言っていたのですが、これはユーロビート由来の曲調なんじゃないかと思っています。以前も同じようなことを書いたのですが。
電波ソングには、ロックや黒人音楽的なニュアンスをまったく感じない。ほとんどアクセントを持たないリズム波形を分析すれば明らか。なにげに日本が生んだ、日本人による新しい音楽文化といえるのだ。
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