MUSHA×KUSHAというバンドの楽曲のゲームボーイ(LSDj)カバーです。
両国サンライズでDJやるときに披露しようと思ってましたが、2週間ほど遅れました。
バンドの公式サイト: www.mushaxkusha.net/
MUSHA×KUSHAというバンドの楽曲のゲームボーイ(LSDj)カバーです。
両国サンライズでDJやるときに披露しようと思ってましたが、2週間ほど遅れました。
バンドの公式サイト: www.mushaxkusha.net/
もう一つのブログの方で書いていたのですが、そろそろテックな要素が薄れてきたのでこちらで書きます。
追加事項として、実際にGB実機 + 5000円程度のオーディオインターフェイス + GarageBandで録音できました。おそらくもっと自然な録音方法はある気はするのですが、一旦手元にある環境でサクッとやりました。
「はじめてのおいしゃさん」というゲームの『恋のしょほうせん』という曲のカバーです。初めてにしてはうまくできたと思うのですが、いかがでしょうか?
ひとまず、自分の中でまとまったノウハウ(大げさかもしれませんが)をまとめて、未来の自分や後から続く人が楽できるように杭を打っときます。「一応LSDjのインストールはできて使い方も覚えたけど、ここからどうやって曲を作ればいいの?」って人(具体的にはこの記事を書いた時点の自分)を想定しています。
最初の記事にも書きましたが、私が作ってみようと思ったのは、TORIENAさんのライブを見て「ゲームボーイであんなに迫力ある音が出せるんだ!」と思ったのが大きなきっかけでした。迫力の大きな部分はキック(バスドラムに当たる音)の音が担っているように思います。
結論から言うと、こちらの記事のパラメータをパクってWAVでキックを作りましょう。
メモ : #LSDj101 5.1.0以降のkickとかのattack、urbster1(bananaman)さんが記述してるPとLコマンドの併用を意識したら解決
— とぼけがお (@to6okegao) 2017年5月6日
LSDj's new P command. Kick sound?
https://t.co/wB52vUPfKk pic.twitter.com/S4Un0aqmsh
LSDj's new P command. Kick sound? (Page 1) - Nintendo Handhelds - Forums - ChipMusic.org
ただ、Youtube等に上がっている動画はLSDjのバージョンが4.xで作られていることが多く、そのままコマンドのパラメータを使うことはできません。4系と5系以降でPコマンドの挙動が違うことが原因です。
先輩に聞いた話によると、実際にはいろいろなキックやドラムの作り方(例えば矩形波など)があるそうなのですが、それはおいおい工夫していきます。いくつかのアーティストも教えてもらったのですがメモし忘れてました…。
また、キックの「ドン」という音の直後にベースを鳴らすことで、ベースとドラムをWAVトラックだけに収めることができます。こうするとパルス派のチャネルが2つ使えるので、メロディーや和音の自由度が上がります。
一般的なDTMではプリセット音源を使う(+多少の加工)をすることが多いのようなのですが、実機のchiptuneをやる場合、矩形波やノイズ波を使って、イメージに近い音色を作る必要があります。個人的には一番時間のかかる作業だと感じてます。
シンセサイザーの音作りの本を読むのが一番参考になりました。特に以下に紹介する松前さんの本が良かったです。
「この楽器の音色を作りたいんだけど、どう音色を作っていけばいいのかわからない」と思っていたのですが、例えば楽音(音程のある音, WAVやpulseで作る)と噪音(音程のない音, ノイズで作る)のどちらなのか、ADSRのパラメータを意識してtableで音量を少しずついじる、みたいな考え方が出てきます。
あと、「楽器名の英語 + LSDj(chiptune)」とかで検索すると、海外のフォーラムやYouTube動画がひっかかって、イメージに近い音が具体的にわかることもありました。
この延長でchibi-techセンセイの声技術を真似したいのですが、今の所うまくできていません。LSDjでやるとすると、Wコマンド(duty比をいじる)のに加え、Pコマンド(声のしゃくりとか)とかVコマンド(ビブラート)とかでめちゃめちゃパラメータいじることになりそうです。
矩形波によるボーカル再現:Chibi-Tech氏のお家芸といえるテクニックである。矩形波のduty比を細かく変更することにより、ボーカルを再現させる。ドッP氏の「FC音源による護法少女ソワカちゃんショートメドレー」が公開されるまで、謎の技術とされてきた。(ねここ氏による考察)例:FAMCOMPO Entry No.10 「Miko Miko Nurse」 - Chibi-Tech
chibi-techセンセイに話を聞いたとき、実際にけっこうなシンセサイザーマニアのようでした。当時はduty cycleとかPWMとかの話が分からなかったのですが。
耳コピでは愚直に「ひたすら聞いて、自分の打ち込んだ音と聴き比べる」という作業を続けるしかありませんでした。
ただ、Traktor(PCDJ用のソフト)で低音だけを強調したり、BPMを落として聞き取りやすくしたり、といった工夫のしようはありました。
また、どれだけがんばっても4音しか鳴らせないので、ある程度音色を聞き取って打ち込んだら打ち切るといったことはできます(笑)。逆にデフォルメの難しさみたいなのはあるかもしれません。
また、一般的なDTMでは、入門して割と早い段階でコード進行を覚えるようなのですが、私はLSDjを使う上で意識することはあまり多くありませんでした(一応、昔楽器をやっていたので少しは知っています)。メロディーを重ねる感覚なので、クラシックの和声学に近い感覚なんじゃないかと思ってます。
その点、「音楽の基礎」って本がなにか本質的なことを言ってたような気がしますが、私はほとんど理解していません。
この本には噪音・楽音の違いや、「楽器の音色はアタックの部分の音が一番影響する」みたいな実験の話など、音作りでも参考になる話も多かったです。
最重要事項です。
楽曲の制作にエミュレータを使う人も多い(ファミコンの場合はFamiTracker等のソフト)ようなのですが、私はゲームボーイの実機で作っています。よくデータがぶっ壊れるのでこまめにデータはPCに移し、バックアップを取りましょう。
個人的には「今までなんとなく聞き流していた音色や曲の雰囲気を、ゲームボーイというミニマムな環境で再現すること」に面白みを感じ始めています。
最後にいきなり唐突ですが、昨日読んだ「楽しい電子楽器 - 自作のススメ」という本を読んだのですが、「自分なりの工夫でかっこいい楽器や音を自作しよう(多少スピーカーはぶっ壊れるかもしれないので注意してね)」っていうやっていき感あふれる内容で良かったです。
他にもchiptune自体にも触れられていたり、「サーキットベンディング」や「デトロイト・テクノ」など、過去にいろいろな工夫で音楽を作ってきた人々の話もあったのが興味深かったです。そもそも電子楽器全般、「こうやればいい」ってノウハウがキッチリ決まった分野ではなく、「これを表現したいけどどうすればいいのか」っていう創意工夫のしようの多い分野のようです。
同じように、LSDjで曲を打ち込もうとすると、一般的なDTMとは学び方が違っていたり、自分なりのやり方を見つけなきゃいけなかったり、セーブデータが壊れて泣いたり、試行錯誤する箇所が多く感じました。
まだ正直未熟だし、後から続く人には↑のようなノウハウや勉強方法も参考程度にしかならないかもしれませんが、自分なりのやり方を見つけてやっていきましょう。
いずれはオリジナル曲も作ってみたいです。
チップチューンのすべて All About Chiptune: ゲーム機から生まれた新しい音楽
告知ブログみたいになってしまっていますが。
アニソンDJ Barの八王子Gluckの5周年イベントに出演します。初めてDJやったのがここのイベントだったので、私にとって想い出深い場所です。
アニソンDJBAR Gluck、とうとう5周年となりました!
これもひとえに皆様のおかげと思っております!
さて、今年も恒例の29時間周年イベントの時期が来ました!!
DJも総勢114人出演!
やっている間は何時に来てもDJがプレイをしています!
みんなでワイワイガヤガヤしましょう!!
6月16日の18:00スタート、6月17日の23:00終了!
入場料は500円+1D!
八王子Gluckは、「きこちゃんすまいる」のOPに合わせて、ライブハウスにいそうなおじさん達が「この曲いいね」って言って酒を飲んでる場所です。
6月4日(月)、両国サンライズにて無茶振りセッションイベントマイクの『わ』vol.6を開催します。みんなが楽器を持ち寄って即席バンドでワイワイするイベントです。私はこれまで同様、BGMで戦いに花を添える係です。
セッション参加者も募集しています!我こそはという方はぜひ応募してください。
【先着10名】
— 両国SUNRIZE (@ryougokusunrize) May 27, 2018
2018.06.04(mon)に開催が決定した
《マイクの「わ」vol.6》ですが、参加者を募集しております。
詳細は画像をご覧下さい。
※途中参加、時間帯のご相談はメールにて承ります。 pic.twitter.com/yByFz0cZrf
「ゲームボーイで曲を作ってミキサーに繋いでDJしたい」というコーナーです。
本当はWAVやMP3等の形式で出力し、Sound Cloudあたりに耳コピした曲をアップするところで記事にしたかったのですが、ちょっと問題があってまだアウトプットできていません。
「はじめてのおいしゃさん」というゲームの『恋のしょほうせん』という曲をカバーしました。
理由は2つあり、chibi-techさんの『夏休みとお兄ちゃん♪』という曲のカバーに感動し、私も可愛い曲をカバーしたいと思っていたこと、基本的に単純な4つ打ちでchiptuneによくある「キックの音とベースの音を1トラックに収める」という手法で作りやすそうだったからです。
まだきちんとwav等の形式でアウトプットはできていませんし、この後も手直ししているのですが、だいたいこんな感じでできあがりました。
恋のしょほうせん pic.twitter.com/MYCYesZiUP
— 黒めだか (@takeshi0406) 2018年4月19日
他のことにも言えるのかもしれませんが、自分一人でモチベーションを保つのはけっこう大変です。少しずつTwitterにアップしていいねでモチベーション保ってました。
また、たまに「音、ズレてないですか?」みたいなツッコミが入るので修正できます。その節はありがとうございました。
ありがとうございます!そもそもベースが正しく取れているのにほぼ半音ずれていたのが気持ち悪さの原因でした
— 黒めだか (@takeshi0406) 2018年3月4日
このときはベースの音の高さ変わってないのに「おーわおわおわおわ」って感じに音が変化している箇所があり、「多分ワウ(wah)のエフェクトみたいなものだろう」と当たりを付けて検索しました。
このときは「LSDj + wah」で検索し、英語のフォーラムサイトを参考にして「ワウは高周波数帯(高音を追加する)エフェクト」「高周波数帯を追加するのは波形にノイズを入れればいい」と推論して実装しました。
今回は「言葉にするのはちょっぴり恥ずかしい」の部分のベースに「おーわおわおわおわ」って感じのエフェクトを入れたかったのですが、「わ」の部分で適度に汚いwav波形に差し替えるところを工夫しました
— 黒めだか (@takeshi0406) 2018年4月1日
また、音のおおまかな周波数(?)特性を知るのに「あいうえお」で真似してみるのはけっこう有効な手段だという気がします。これまでにシンセサイザーの本で多少なりともエフェクトの名前を勉強しておいたのが役に立ちました。
エミュレータを使って曲を作る人もいますが、私は結局ゲームボーイ実機でLSDjを動かして曲を作っています。
ただ、この方法だとLSDjの「演奏中に電源が落ちるとセーブデータが壊れる」という仕様に苦しめられることになります。まさか2018年に1ヶ月間こつこつ進めたセーブデータが飛んで泣くとは思いませんでした。
こまめにPCにセーブデータを移すようにし、ついでにLSDjのバージョンを4.9→5.8(stable版の最新)にバージョンアップしました。gitみたいなバージョン管理ツールも欲しいですね…。
せっかくなので録音してMP3等の形式にしたいと思っています。
私はMac用のKiGBというエミュレータを利用しており、そちらの録音機能を使おうと思っていたのですが、なぜかLSDjの音がバグってしまって正常に再生できませんでした。今のところ原因は不明です。
ひとまず、知り合いのバンドをやっている方に「数千円程度で録音する方法はないか」と質問し、SOUNDHOUSEというメーカーのオーディオインターフェースを注文しています。
もしかすると、ゲームボーイの出力ではゲインが足りず、ちょっとしたマスタリングの処理みたいなのも必要かもしれません。
ゲームボーイ2台でDJっぽくしたいのですが、およそ1分半の楽曲を1曲耳コピするのに1ヶ月かかっているので頭を抱えています。ひとまず、無理なく続けられるようにしたいです。
なんとゲストにかやぴーさんも来ます。よろしくお願いします。
日時:2018年8月18日(土曜)15:00〜20:40
会場:川崎 月あかり夢てらす
料金:3500円[1drink込み](ついぷら表明で−500円)
呼ばれて飛びでてジャジャジャジャン!
— 蚕子ちゃん[電波ソング老人会公式] (@roujinkai_dmp) 2018年4月28日
お待たせしました!
電波ソング老人会vol.2
開催します!!!!!!!
2018年8月18日月あかり夢てらす様にてみんな集合〜☆( ´ ▽ ` )ノ
一緒に懐古CHUしよ❤️https://t.co/tOS9RmBHFP pic.twitter.com/uwHxL5dbEe
何かけようかな~~~ https://t.co/b47qkdv4Ln
— 柏森 進(MOSAIC.WAV)@M3第二シ01ab (@KayamoriS) 2018年4月29日
以前のように週一で全てのニュースをチェックすることは難しいですが、オタク界隈の気になったものをまとめていこうと思います。
最近は、三ツ星カラーズのキャラクターソングCDの楽曲が話題になっています。音ゲーや同人電波ソングが好きな人はチェックしましょう。
まずは、ゲーム好きなキャラクターの琴葉のキャラソンです。ななひらさんのアルバムに近い雰囲気ですね。
クライアントが提案したリファレンスが、かめ×なな電波ソング説 https://t.co/oKf5G17yTO
— Mitsu*mon (@mitsu32mon) 2018年3月31日
結衣ちゃんは和風の歌ですね。我々の希望の星、Yunomi先生も反応しています。
めっちゃ好きな感じなんだけど誰が作ったのか
— Yunomi🍵 (@iamyunomi) 2018年2月13日
さっちゃんです。かわいいですね。
TVアニメ「 三ツ星カラーズ 」 キャラクターソングシリーズ01 結衣