以前『(゚∀゚)ノキュンキュン! の由来が「さくらんぼキッス ~爆発だも~ん~」であることを確認する』という記事を書いていたのですが、先日のKOTOKOさんのインタビューで次のような言及がありました。
そうしたら(発売元の)戯画さんからハイハイ以外のパターンもほしいと言われて、mixさん(C.G mix)と話し合い、レコーディングにもう入るところだったんですが、ノリで「キュンキュンとかでいいんじゃない?」って決めました。
つまり、合いの手でキュンキュンを入れ始めたのはさくらんぼキッスでほぼ間違いないだろうと思います。しかし、1989年発売のゲーム「アイドル八犬伝」の『キミはホエホエむすめ』でも歌詞に「キュンキュン」と入っているため、「人類が歌詞にキュンキュンという言葉を使い始めた時期」は更に遡られると考えられます。
Wikipdiaより引用。
本作の代表曲。歌詞は支離滅裂かつ意味不明なものであるが、これは作詞者の特異な感性のみならず、歌詞中に円谷一・河崎実・成田亨の名前を織り込んでいるためでもある。それもあって、萌えソング・電波ソングの始祖としても言及される。河崎実は、奇天烈な歌詞は同時期に作詞した地球防衛少女イコちゃんの歌詞が元になっていると語っている[5]。
桃井はるこのチップチューンアルバム『ファミソン8BIT』で初ボーカル化された。さらに、2011年、作曲家の見里朝生ら『アイドル八犬伝』製作者たちにより、同じ桃井らを用いて、インディーズCD『アイドル八犬伝☆ホエホエとらっくす』が制作、販売された[6][7]。
今回は、「歌ネットで検索してキュンキュンという言葉が使われている2003年以前の曲を探す」という方法で調査しました。今のところ、「ジェニーはご機嫌ななめ」のジューシィ・フルーツが始まりのように見えます。ただ、私が古い楽曲を見落としている可能性もあるし、そもそも歌詞サイトが網羅できていない可能性もあります。
また今回の趣旨とは外れますが、最近のアイドル曲にも「キュンキュン」という歌詞が多く、こちらもちゃんと調べると面白い曲が出てきそうな気がしています。
ジェニーはご機嫌ななめ(1980年)
ハートキュンキュン
泣き出しそうよ 一人ぼっちは
うちへ来て来て心細いのこんな時は
恋って、ビョーキ!?(1982年)
リンリンリンと ハートのベルを
あなたが 鳴らしてからは
キュンキュンキュンと 胸がいたくて
とっても 不思議な 気持
以下のサイトで少し試聴できます。
ミッドナイト・ダンサー(1982年)
畑中葉子 - メタモルフォーゼ = Métamorphose (1982, Vinyl) | Discogs
music.apple.comきらり一目で キュンキュンくる人
たまにはエースの 球をうけたい
君に、胸キュン。(1983年)
胸キュン(キュン)って扱いで引っかかりました。
あいつにパーキング(1983年)
これも伊藤さやかさんの曲です。
キミはホエホエむすめ(1989年)
最初に書いた通りです。
乙女の祈り(1996年)
スレイヤーズNEXT劇中歌
夜空に浮かぶ 銀の小舟
好きと嫌いの 波間にゆれる
小さな胸を キュンキュン焦がし
心は飛ぶの あなたのもとに
大和撫子花吹雪(1997年)
無我夢中腕に抱かれりゃ 素肌も染まる
ジャンジャンジャンジャン 恋ジャンジャン
キュンキュンキュンキュン 胸キュンキュン
歌謡曲なのにけっこう攻めた歌詞ですね。
S.H.R.~セクシーヒーローレヴォリューション~(2001年)
止めときゃいいのに、一目惚れ。
マッチョなボディーに胸キュンキュン。
大爆発 NO.1(2001年)
ZONEの楽曲です。
はーとが きゅんきゅんきゅん
みなぎるきぼうに ズバババーン
おジャ魔女 is No.1!(2002年)
ドキドキキュンキュン恋の悩みも
頼りにしてよネ
天使に変身 彼のハートに
矢を放つよ ストライク!
アニメ「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」の楽曲です。