今私は小さな魚だけれど

ちょっぴり非日常な音楽を紹介するブログです

【本】『こうして管楽器はつくられる ~設計者が語る「楽器学のすすめ」~』を読みました

最近、部屋に本が溜まってしまわないように「読んだ本をメルカリに出す」というライフサイクルを確立しようとしています。

そのために読んだ本を紹介しつつ、メルカリのリンクをシェアします✌ 私が出品した先はこちらです。

https://item.mercari.com/jp/m56204620730/

jp.yamaha.com

「管楽器は現在も少しずつ形を変え、進化し続けている」と著者は言う。ホールが広くなって大音量化し、演奏技術も高速化した19世紀には、管楽器も大きく改革された。その流れは現在も続いており、管楽器にとって設計はなくてはならないものになっていったのだという。私たちが普段知ることのできない管楽器設計についての考え方やその特殊な製造工程、ロータリーバルブやピストンバルブの特徴などを深く知ることができる本書は、管楽器奏者はもちろん、指導者や管楽器に興味のある音楽ファンにもお勧めの希少な書と言えるだろう。

個人的には『目で見る楽器の音―By FFT analysis』のように、シンセサイザーによる音作りの参考になるような内容を期待して買ったのですが、(私自身には管楽器の経験が無いこともあって)あまり参考にならない内容でした。楽器演奏者や、金属加工に携わる方なら面白いんじゃないかなと思います。

こうして管楽器はつくられる ~設計者が語る「楽器学のすすめ」~

こうして管楽器はつくられる ~設計者が語る「楽器学のすすめ」~

  • 作者:竹内 明彦
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2019/07/22
  • メディア: 単行本